2019年7月2日付けのニュースポストセブンが、
「ビジネスマンが「スーツ離れ」で紳士服チェーンの苦戦続く」
という見出し記事を報じていました。
記事によると、
・紳士服チェーン大手の青山商事、AOKI、はるやま、コナカの営業利益が大きく減収している
・青山商事
売上高2503億円(対前期比1.8%減)、営業利益146億2900万円(同29.0%減)、
経常利益156億1100万円(同26.7%減)、純利益57億2300万円(同50.1%減)
・AOKI
売上高1939億1800万円(同2.3%減)、営業利益133億8200万円(同10.0%減)、
経常利益118億9000万円(同15.1%減)、純利益46億200万円(同37.6%減)
・はるやま
売上高555億5400万円(同2・7%減)、営業利益18億2900万円(同24・0%減)、
経常利益21億5100万円(同21.5%減)
・コナカ
売上高651億4500万円(同4.4%減)、営業利益9億100万円(同48.0%減)、
経常利益13億6800万円(同44.1%減)
・4社揃って減収減益で、減収幅はまだ小さいものの大幅減益である
・大手4社が苦戦に転じた理由は、ビジネスマンの“スーツ離れ”が大きい
・クールビズの普及によって職場のカジュアル化が進み、通年でもカジュアル化に流れている
・例えば、三井住友銀行の本店行員では「Tシャツ、ジーパン勤務」を認めている(夏限定)
・よほどの堅い職種や冠婚葬祭でないとスーツでなくても済むようになっている
・テイラードジャケットとそれに合うパンツを着ていれば仕事上でも無礼とは見なされない
・イオンやイトーヨーカドー、西友などが7000円~1万円程度のスーツを導入している
・カジュアルブランドやスポーツブランドも既製スーツに進出してきている
・ミズノやデサントなどスポーツウェアアパレルが機能性素材を使ったスーツを発売している
・ジーユーはカジュアル用途のストレッチ素材を使ったスーツを定価7000円ほどで発売
・ユニクロの感動ジャケットと感動ジャケットのセットアップも定価で1万円強である
・これらの利点はカジュアルアイテムとしての作り方なので、普段着にもできる点
・ここにきてスーツ業界は生き残りをかけたさらなる変革が求められている
(引用ここまで)
確かに、
・労働人口の減少
・クールビズ、ウォームビズなど職場でのカジュアルファッション化
・世の中全体の節約志向によるビジネス用とプライベート用の兼用化
などにより、紳士服業界が苦戦するのは、10数年前から見えていましたが、さらにこの状況は加速しているということでしょう。
実際、総務省の統計データによると、1世帯あたりのスーツへの支出額は、
・2018年:4976円
・2000年:8782円
だそうです。
私自身も、サラリーマン時代は、毎日、しっかりしたスーツ着用でしたが、フリーランスになってからは、テイラージャケットなどカジュアル化しています。
これは、個人的かもしれませんが、私の場合、出張が多く、20年前の感覚だと、1週間単位の出張だと、大きめのスーツケースにもう一着、スーツを入れて行きました。
しかし、今では、健康のためのジョギング用Tシャツやシューズにスーツケースの容積を取られ、スーツは一着、しかも、普段着用としても兼ねられるジャケットやパンツをスーツケースに入れて出張に行くようになりました。
ニュースポストセブンの記事は、紳士服業界の話でしたが、たぶん、ビジネス用シューズやバッグ業界も同じような状況ではないでしょうか。
ひと昔前なら、仕事の場では、ビジネス用シューズ、カバンが、失礼に当たらない格好でしたが、今では、かなりカジュアル化しています。
リュックタイプのカバンなど、20年前なら、上司に叱られそうですが、今なら腰痛など健康面を理由にすれば、全く問題なしです。
要は、ビジネス、プライベートの垣根が、昔より緩く生態系でいえば、マングローブ化(海水と淡水が入り混じった領域)しているのでしょうね。
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