2019年6月7日に、神奈川県のJR茅ケ崎駅で40歳の男性が、30歳の男性をホームから突き落としてけがをさせたとして逮捕されたそうです。
各メディアの報道では、
・40歳の男性は電車内で音楽を聴いていた
・突き落とした40歳の男性と突き落とされた30歳の男性は同じ電車に乗っいた
・二人とも茅ヶ崎駅で下車した
・40歳の男性は、30歳の男性から電車内でのイヤホンからの音漏れを注意された
・40歳の男性は30代の男性をホームから突き落した
・自力で這い上がってきた30歳の男性の顔を数回蹴った(3回蹴ったとの報道もあり)
・全治10日のけがをさせた容疑
・警察の取り調べで、40歳の男性は、「相手が先に絡んできた」「押したら線路に落ちた」と容疑を認めている
そうです。
電車に限らず、公共の場で、「逆ギレする人」はたまに見かけます。
ただ、言い合い程度で、手を出す人はあまり私は見たことがありません。
仮に、はずみで、押してしまい線路に転落しても、感覚的には、「まともな人間」なら、我に返って、線路から救出の手助けをし、突き落としたことを詫びるでしょう。
それが、這い上がってきた人を蹴った、というのだから、興奮していたとはいえ、「暴行」「傷害」の領域を超えて「殺人未遂」として立件されても仕方がないでしょう。
テレビ朝日の報道では、「公共の場でマナーの悪い人に注意するか」という街頭インタビューをしたところ、殆どの人が「注意しない」と答えたそうです。
確かに、今の時代、注意したら、逆上されて、注意した側が危険にさらされますからね。
「逆ギレ」されないためには、注意する側が「100%正義」であっても、「注意の基本」としては、「相手に逃げ場を用意してあげる言い方をする」のがポイントだそうです。
例えば、電車で、「1.5人分の面積を占拠している人」がいたら、「どいてください」「つめてください」と言ったら喧嘩になりそうですが、「お疲れのところすみませんが、少しおつめいただけますか?」といえば、「嫌だ」と露骨に言う人はいないかもしれません。
それにしても、最近の電車の車掌さんやバスの運転士は、マナー違反者に対して、直接の注意は
まずしません。
車内放送で「座席に荷物を置かないでください」とか「車内での通話はお控えください」と放送しているのに、実際に、車内改札等(巡回)でそのようなマナー違反を見かけても、見てみぬふりで、まず、注意をしません。
私が小学校にあがる前の頃は、見ず知らずのおじさんに車内で少しうるさくしていたら、注意されたことがあります。
親がいましたが、確か、そのおじさんに、すみません、と謝っていました。
今の時代は、きっとその子の親に怒鳴りつけられるかもしれません。
社会全体で子供を育てる、という時代ではなくなってしまったのでしょう。
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