2019年5月26日付の「くるまのニュース」が、
「運転中のハンズフリー通話は違反? 手で持ってないから大丈夫という考えは危険」
という見出し記事を報じていました。
記事によると、
・クルマのなかで通話する方法は、大きく分けて4つある
・ひとつ目は携帯電話を手に持って耳に当てて通話する方法
・ふたつめは携帯電話をどこかに置き、スピーカーモードにして通話する方法
・みっつめは携帯電話にイヤホンを付けて、ハンズフリーで通話する方法
・よっつめは、ナビと携帯電話をBluetoothで接続して、スピーカーとマイクを使って通話する方法
・道路交通法 第71条5の5では、「自動車を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置を通話のために使用し、表示された画像を注視しないこと(中略)。」とある
・(つまり)携帯電話を手に持って操作する、もしくは画面を注視すること自体が違反
・警視庁の交通課によると、
→道路交通法で禁止されているのは、携帯電話の保持や、携帯画面・ナビ画面の注視
→通話すること自体は違反ではない
→例えば、信号待ちを含む停車中に携帯電話を操作して電話をかけ、クルマが動き出す前に携帯電話の操作が終わっていれば違反にならない
→通話を終えるため走行中に携帯を操作したり、画面を注視すると違反になる
→画面注視については、具体的な秒数が決められておらず判断は現場の警官に任せている
ということだそうです。
いわずもがなですが、車両(くるま)の運転中は、運転に集中しないと道交法違反ですよ、ということなのでしょう。
感覚的には、携帯操作が道交法の罰則に追加された当初は、
・信号待ちで携帯を触っただけなのにきっぷを切られた
・「走行中に通話していない」と言い張ったが、通話やネット履歴まで調べられた
と運転手の「違反が疑われる」行為を見つけた警察官によって、厳しい人、そうでない人、がいたという話を聞きます。
私見ですが、携帯やナビに関わらず、運転している時は、運転に集中しないと「アブナイ」と実感します。
仕事やプライベートの悩みが頭の片隅にあって、運転中にそうした悩みに考えを巡らせている時に、前方の車が急にブレーキを踏んだり、左折で横断歩道を走行するときに急に自転車が走ってくると、ひやっとしたことがあります。
要は、「ぼーっとしている」ときの運転は、運転ミスの可能性が高くなると思います。
以前、車の運転中に携帯をスピーカーモードにして相手と会話したことがありましたが、内容が簡単なら問題ないですが、返答にちょっと頭をひねらないといけないような話題だと、運転への集中が著しく阻害される、と実感したことがあり、それ以来、運転中はハンズフリーやスピーカーモードでの会話はしない、と誓い今のところ、実行しています。
話は少しそれますが、首都高を走っている時など、スピードがそこそこ出ている道路で、かつ、分岐が多い道路では、「一瞬の判断力」が必要です。
また、自動車専用道路や高速道で「相互通行」するような片側1車線道路も、「集中力や瞬発力」が運転手に要求されるな、と思います。
高速道路でも2車線なら、高速道路の法定速度ギリギリで、左側の走行車線を走っていればいいです。
しかし、片側1車線を法定速度ギリギリで走っていると、後方の車両はイラついて、自然と「あおっているような状態」になります。
小心者の私は、当然、後方車両のスピードに合わせてスピードを上げるのですが、片側1車線道路ほど、スピードを上げると怖いものはありません。
変な話、おそらく、ハンドルを2~3度ブレさせてしまうと、壁に衝突したり、対向車線にはみ出すことになるでしょう。
昨今、どんどん「高齢者の運転」が社会問題化しています。
ただ、公共交通機関のない地域では、一律に免許を返納させると、交通難民化しますし、高齢農家さんは、田んぼまで行く間の公道を走れなくなり、それはそれで大問題です。
「時間帯限定免許」や「エリア限定免許」制度が検討されているそうですが、瞬発力や一瞬の判断力が問われるそうな道路(例:分岐が多い、高速走行になる)は、一般論ですが、高齢者はアブナイので、速やかな制度作りが必要だと思います。
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