2019年5月17~19日に、アイドルグループの「嵐」が札幌ドームでコンサートを開催しました。
私は、この週は、札幌で仕事でしたが、道外から来た仕事関係の知人やプライべーっとの友人たちが口々に言うのは、「飛行機が取れない」、「札幌のホテルが取れない」というものでした。
実際、
・嵐のコンサート「嵐 ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」に向けて、地下鉄は増便
(地下鉄東豊線は増便した特別ダイヤで運行)
・地下鉄の増便は、コンサート前後の時間帯に通常よりも短い間隔で運行する
・航空会社のAIRDOは5月16~20日の間で新千歳―羽田線を臨時増便を発表
(6往復12便増便)
・札幌ドーム周辺の北海道中央バス等も増便対応
という報道が流れていました。
日経エンターテイメントで、2018年のコンサートの動員数をチェックすると
1位 東方神起 128万人/48公演
2位 B'z 108.5万人/35公演
3位 嵐 89.4万人/18公演
4位 安室奈美恵 85.4万人/17公演
5位 Kis-My-Ft2 81.9万人/17公演
6位 関ジャニ∞ 74.7万人/15公演
7位 福山雅治 65.7万人/38公演
8位 Hey! Say! JUMP 61.9万人/29公演
9位 AAA 61.2万人/24公演
10位 EXILE 59.7万人/12公演
だそうですから、年間ののべ動員数では、嵐より上はいます。
しかし、嵐以外のコンサートで、札幌へのアクセスを担う飛行機、地下鉄、バスなどが増便されたという話を聞いたことがありません。
また、「すすきの」の飲食店経営の知人・友人たちに聞くと、「嵐のコンサートでは、お店が混みまくる」そうです。
念のため、EXILEや関ジャニではどうですか?と聞くと、こんなにもてんてこ舞いになることはない、そうです。
確かに、1公演当たりの動員数に集計を直せば、嵐がトップです。
また、嵐のコンサートのお客さんの特徴として、「母と子」パターンでの遠征も結構多いのです。
飲食店経営の友人曰く「嵐には活動休止して欲しくない」とのこと。
そりゃ、これだけ、目に見えて客足、売上に違いが出るアーティストは、現状、いないでしょうからね。
そういえば、以前、東京ドームで嵐のコンサートがあった際に、台風だったと思いますが、天候が悪く新幹線に遅れが出ていました。
私は、「のぞみ」での移動を諦め、「ひかり」に切り替えましたが、車内は9割以上嵐のコンサート帰りの人(ほぼ女性)たち。
車内の会話が嵐話題一色で、たぶん、会場で知り合った(あるいは車内で知り合った)人同士で今後のコンサートの情報交換をしていました。
それにしても、公共交通機関にも影響力を与える人気アーティストのコンサート、すごい影響力ですね。
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)