2019年4月12日付の東京商工リサーチが、
「サマンサ 3期連続の最終赤字、寺田社長の交代も発表」
という見出し記事を報じていました。
記事によると、
・(株)サマンサタバサジャパンリミテッドは4月12日、2019年2月期決算(連結)を発表
・当期純利益は13億3700万円の赤字で、3期連続の最終赤字に沈んだ
・売上高は277億4400万円と前期比13.7%の大幅減収
・事業再編に伴い前期より56店舗減少したことや個人消費の低迷が影響した
・2020年2月期の連結業績予想は売上高278億8300万円、当期純利益は3億600万円の黒字転換を見込んでいる
・代表取締役会長兼社長の寺田和正氏が交代する
・新しい代表取締役会長兼社長には専務取締役の藤田雅章氏が就任する
・寺田氏が保有するサマンサの株式の半数を湖中謙介氏に譲渡する
・湖中氏は、紳士服小売大手の(株)コナカの代表取締役社長
ということだそうです。
女性もののファッションブランドのことは詳しくないですが、サマンサダバサといえば、小学館のファッション誌「CanCam」が全盛時代に専属モデルだった蛯原友里さんが、キャラクターを務めていたと思います。
あの頃は、蛯原さんの人気もあって、全国各地に出店しまくっていた気がします。
10年ほど前(たぶん2010年8月10日)に、羽田空港にサマンサダバサのショップを出店した時は、オープニングイベントに確か、蛯原友里さんも来ていて、報道関係者もたくさん来ていたように思います。
サマンサダバサといえば、バッグが有名ですが、女性ものなので私には縁がありません。
ただ、羽田のショップでは、スイーツを扱っていて、有名パティシエの辻口博啓氏とコラボした商品は、客先のお土産用に何度も購入しました。
しかし、女性に聞くと、今の若い子は、サマンサダバサを利用しないらしいです。
理由はいろいろあると思いますが、商品のクオリティの割に価格が高い、ということもあるようです。
また、蛯原友里さんなど全盛時代の「CanCam」モデルに憧れた世代は、アラサー中盤からアラフォー世代となりましたが、その世代にあった商品がないのも「売れない」原因のようです。
ビジネス的には、他のメディア情報だと、創業社長の寺田氏の現在の持ち株比率は62%強あり、31%強を湖中氏に譲渡すると売却額は約34億円になるそうです。
湖中氏は5月の定期株主総会で社外取締役に選任予定のようですが、今後、サマンサタバサにどのようにかかわっていくのか、見ものです。
感覚的には、売上(連結)が年間280億円弱ある企業にしては、時価総額が約108億円は、割安な印象です。
寺田氏は、悠々自適な生活を送るのか、それとも、いったん経営外部に退いて客観的な視点で再起を練るのか、今後の動向に注目です。
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