2019年4月12日の通信社2社(時事通信、共同通信)が、自動車メーカーの
「スズキの検査不正」
について、情報を発信しています。
通信社の情報発信の内容は、いずれも、断片的で、以下のようなものです。
・スズキの鈴木俊宏社長は12日、国土交通省に検査不正の再発防止策などをまとめた報告書を提出した
・鈴木社長は、提出の際に「ご心配とご迷惑をおかけした。再発防止策に全力を傾ける」と述べ、謝罪した。
・スズキは12日、燃費や排ガスの測定検査で、2008年4月から18年9月の間でデータ改ざんなどの不正が計1万1070台で見つかったと発表した
・スズキは、ブレーキの制動力検査などの工程でも不正があったことを明らかにした。
・不正は1981年6月ごろから今年1月まで続いていた。
・スズキは12日、検査不正問題で、データの書き換えを行った可能性がある自動車が3710台確認されたと明らかにした
・スズキは検査不正の原因として、検査員の人員不足や設備の老朽化、経営陣の検査業務に対する理解不足などを挙げた
・・・・・
詳細については、スズキ自動車は、4月12日の午後5時から東京都内で記者会見し、弁護士に依頼した報告書の内容を説明するそうです。
スズキ自動車のウェブサイトを確認すると、
「当社の完成検査における不適切な取扱いに関する調査結果について」
というお詫び記事が掲載されています。
https://www.suzuki.co.jp/release/d/2019/0412/
ちなみに、JABのウェブサイトによると、「スズキ」は、湖西工場、大須賀工場、相良工場、浜松工場、磐田工場、高塚工場でISO14001(環境マネジメントシステム)を取得しています。
また、子会社のスズキ部品製造、秋田、富山では、ISO9001、14001(品質、環境)を取得しています。
JABの「品質データ改ざんなどの不適切行為報道に関連する認証について」では、スズキ関連の組織については掲載がないので、認証機関のウェブサイトを確認するか、直接、認証機関に問い合わせをしなければ、検査不正に対する認証への影響はわからなさそうです。
https://www.jab.or.jp/news/2019/041001.html
17時からの記者会見内容に注目したいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ641号より)
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)