2019年4月1日の午前11時40分に、菅官房長官から新元号が発表されました。
「平成」に代わる新元号は「令和(れいわ)」。
手順としては、
・今の天皇陛下が改元政令に署名し、4月1日中に公布
・4月30日の天皇陛下退位と皇太子さまが新天皇に即位する5月1日午前0時から施行
となります。
なお、今回の元号は、
・皇位継承前の新元号公表は憲政史上初
・出典は中国古典ではなく日本古典である「万葉集」
・大化から数えて248番目の元号
・「令」の採用は初、「和」の採用は20例目
だそうです。
出典について、万葉集で使用された箇所は、
「初春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を被き蘭は珮後の香を薫らす」
という梅の花の序文のようです。
安倍首相は、「令和」について会見の中で、新元号に対する思いを、
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味」
「梅のように咲き誇る花を咲かせる日本でありたい」
と述べていました。
GDPは、人口の多さから、アメリカ、中国に次ぐ世界第3位を日本は維持していますが、「比率」で捉えると、1994年時点では17.7%でしたが、2017年時点では6.1%となっているそうです。
25年前は、時価総額ベスト10に日本企業が何社もいましたが、現在は、日本企業トップのトヨタでさえ、18位です。
私が小学生の頃は「資源のない日本は技術で他国に勝つしかない」と教えられてきましたが、今や花形産業のIT産業では、日本は世界的には相当出遅れてしまいました。
安倍首相もおっしゃっているように、「令和」時代は、「新しい文化や技術を生み日本人の誇りを咲かす時代」にしなければならないと思います。
話題は全く変わりますが、菅官房長官が、新元号発表の際に、額縁を掲げる前に口頭で新元号を発表しました。
おそらく、額縁を掲げるまでの時間は2~3秒ではないかと思いますが「れいわ」と発表した際に、私は、文字として「令和」がすぐに浮かびましたので、額縁が掲げられた際には、違和感はありませんでした。
この「違和感が薄い感覚は何だ」と「令和」と入力して、すぐにググってみました。
すると、
・早稲田大学政治経済学部長に「川岸令和氏」という憲法学者
・芸人のカズレーザーこと「川島和令氏」
がすぐに検索されました。
ちなみに、川島令和氏のWikipediaには「元号とは関係がない」と、11時50分ぐらいにはすでに注釈が記載されていました。
私が「令和に対して違和感が薄い」理由は、わかりませんが、使っているうちにさらに馴染んできそうな元号です。
あと、いくつかの週刊誌メディアでは、元号をスクープするのは、安倍首相の家族とも仲がいいNHKの解説委員でもある「岩田明子氏」ではないか、といわれていました。
ちなみに、岩田明子氏は、1970年生まれの東京大学法学部卒で、1996年にNHKに入局しています。
小学校は、千葉県船橋市立薬円台小学校卒なので、私の「後輩」です。
私の母校でもある薬円台小学校卒業のゆかりの著名人は、野田佳彦元首相ぐらいかと思っていましたので、少々驚きました。
岩田さんが1年生の時から薬円台小学校に在籍していたとすると、私は3年間、在籍が被っているので、朝礼や運動会など全校行事で間接的にはお会いしていたのかもしれません。
話題を元に戻すと、「岩田明子解説委員スクープ説」は外れましたし、菅官房長官の公表前の情報漏洩もなかったようで、こちらは見事な情報管理でしたね。
菅官房長官は、「発案者と候補元号は公表しない」とのことでしたが、いつの日か、候補となった元号を関係者が談話として語って欲しいものです。
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