2018年11月30日で、「サークルK」と「サンクス」ブランドのコンビニの営業が終了し、「ファミリーマートへの一本化」が完了するそうです。
本ブログでも何度か、ファミリーマートブランドへの統一化の話題を取り上げていますが、思い起こせば、ブランド転換は、2016年9月に「ユニー・ファミリーマートホールディングス」が誕生した時から始まりました。
サークルKとサンクスのブランド転換は、当初、2018年8月末完了とユニー・ファミリーマートホールディングスは発表していましたが、当初予定より3ヶ月遅れての完了となるようです。
ちなみに、ヤフーニュースのオーサーである不破雷蔵氏によると、主要コンビニの店舗数(国内店舗)は、2018年10月時点で、以下のようになっているそうです。
◆セブン-イレブン:2万622店舗
◆ファミリーマート:1万5696店舗
◆ローソン:1万4426店舗
◆ミニストップ:2238店舗
◆デイリーヤマザキ:1518店舗
◆NewDays:1203店舗
◆セイコーマート:1193店舗
◆サークルKサンクス:85店舗
客目線でいえば、コンビニエンスストアのブランドは、たくさんあった方が、選択肢が多くてありがたいです。
しかし、商品の品ぞろえ、調達コスト、新規オーナーの開拓、店舗当たりの売上・客数・収益・・・などを考えると、金融機関の統廃合が進むように、限られたブランドが収れんし、組織が巨大化するしかないのでしょう。
ちなみに、サークルKサンクスからファミリーマートに転換した店舗では、1日あたりの売り上げおよび客数が平均で約10%伸びているそうです。
個人的には、コンビニブランドが減り、各コンビニならではの商品が消えていくのは寂しいですが、経営的に考えると、やはりブランド統合は、効果があるようです。
私にとっては、コンビニサービスで欠かせないサービスは、ATMやコピーサービスです。
JR東日本系列のNewDaysは、結果的に駅にあったキオスクがNewDaysに転換した店舗も多く、スペースの問題もあるのか、ATMやコピー機が全ての店舗にあるわけではないので、私自身は「立ち寄る動機付け」が弱い時があります。
NewDaysに関しては、「JR東日本の駅」が「立地」となるので、出店規模は頭打ちとなるでしょう。
他のJRグループは、セブン、ファミマ、ローソンとの提携が進んでいて、例えばJR大阪駅内にもセブンイレブンがありますが、どんどん大手コンビニが増えて行っています。
個人的に注目しているのが、「関西私鉄の駅ナカショップ」です。
関西に行くたびにチェックしていますが、阪急阪神の「アズナス」や南海京阪の「アンスリー」がまだまだ頑張っていますね。
今後のコンビニ業界の動向にまだまだ注目です。
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