2018年11月8日に各メディアが報じていましたが、
「森永製菓のハイチュウ(ソフトキャンディ)の一部を自主回収」
するそうです。
報道では、
・回収の対象は12粒入りのストロベリー味とグレープ味のうち、賞味期限が2019年8月の一部
・回収対象本数は、約7万6000本
・包み紙に付着を防ぐためのコーティング剤が塗られていない商品があることが判明した
・食べても健康への影響はない
とのことです。
個人的には、購入後、さっさと食べてしまえば、「あまり問題ないのでは」と思いますので、「消費者への注意喚起」でいいと思います。
しかし、森永製菓としては「ブランドイメージ」「企業イメージ」を考えて「回収」という判断に至ったのでしょう。
確かに、ハイチュウに限らず、包み紙に包まれたのど飴なども、剥がれにくいとイライラします。
日本人の場合、イライラして、名もない菓子メーカーなら「仕方がないか」と考えますが、森永製菓さんのような大手メーカーであれば、「大手なのに何やってんだ」となるでしょう。
個人的には、
・自主回収された商品の行方
・包み紙にコーティング剤が塗られなかった理由
・包み紙にコーティングされなかった製品が工程内件あを通過した理由
を知りたいところです。
森永製菓は、ぜひ、上記事項について、ウェブサイト等で公表して欲しいものです。
また、同じく2018年11月8日の報道で、石川県金沢市のマクドナルドで、2018年8月に購入者に提供されたソーセージエッグマフィンに混入していた異物が「ヒトの歯」だったことが分かったとの報道がありました。
報道では、
・混入していた異物が4ミリから8ミリの大きさのヒトの歯のかけら3個だった
・異物の調査の報告を受けた金沢市の保健所が「ヒトの歯」と分析した
・マフィンを作った愛知県内の工場やソーセージを作ったアメリカの企業も調査したが、混入の原因は分からなかった
そうです。
マネジメント側の立場で捉えると「混入原因が分からない」というのが、一番厄介です。
検査を大がかりにすれば、少しは安心感は得られますし、消費者に対するアピールになります。
しかし、実際の「検査強化による有効性」は「資源を大量に投下した割には疑問」ということになります。
消費者としては原因がわかりませんでした」という答えよりは、「ヒトの歯が混入する可能性がある工程」について、公表していただき、マクドナルドが取っている対策状況も公表して欲しいものだと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ619号より)
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