若干、旧聞に属する話ですが、なんとも、微笑ましいニュースが、10月16日に飛び込んできました。
それは、10月9~12日にチェコで開催された第42回世界オセロ選手権で、神奈川県の小学5年生の福地啓介君(11)が、世界の強豪を相手に史上最年少で優勝したニュースです。
福地選手は、オセロ世界選手権優勝者(1982年)の最年少記録を36年ぶりに更新したそうです。
そして、福地選手が優勝するまでの、「最年少優勝記録保持者」だった36年前のチャンピオンは、谷田邦彦氏。
その谷田氏が、10月15日に、日本選手団の帰国便であるデュッセルドルフ発成田行きの便(ANA機)で、担当機長として、サプライズな機内案内があったそうです。
各メディアの報道によると、谷田機長の機内放送は、以下の通りだったそうです。
「オセロの世界チャンピオンが、この飛行機をご利用いただいています」
「最年少優勝記録の快挙です。以前の記録は私自身が打ち立てた15歳という記録でした」
報道によると、全日空は、日本選手団の日程は事前に把握しており、谷田さんが帰国便の担当に手を挙げて、フライトを調整したという。
オセロ世界選手権において、日本選手団は、優勝候補で、福地選手以外の日本人男性が今大会では優勝候補にあげられていたそうです。
まさか、谷田さんも、福地選手が優勝し、自身が持つ最年少記録を更新することになるとは、きっと、数パーセント程度しか頭に浮かべていなかったでしょう。
そして、仮に、福地選手以外の日本人が優勝し、帰国便のフライトを担当し、サプライズ放送したとしても、おそらく、全国ニュースになることはなかったでしょう。
私は経験していませんが、ランニング仲間に、某航空会社の機長がおり、ランニング仲間がグループで某便に搭乗したところ、その機長が担当機長で、サプライズ放送があった、という話を仲間からきいたことがあります。
フライト便の担当配置は、保安上の問題もあり、なかなか個人的な都合で調整できないのが本来だと思いますが、今回の福地選手の帰国便のような「フライト調整」は、どんどんやって欲しいものだと思います。
そんなほっこりするニュースがある一方、東京医科大学だけでなく、順天堂大学、昭和大学などでも、浪人生や女子受験者に対する「入試差別」があったそうです。
よく知られている話ですが、
◆女子学生→傾向として男子より重労働に耐えられない、外科医志望者が減る
◆浪人生→傾向として、医師国家試験に一発で合格しない
といった事情を考慮しての「入試差別(得点調整)」でしょう。
記憶が定かではありませんが、10数年前に、子育てを終えた主婦が、どこかの国立大学医学部を受験したら、合格ラインに達していたのに、不合格になったという報道がありました。
その際の大学側の理屈は「医師になったとしても社会で活躍できる年限が限られており国から助成金も出ていることから若い学生を育てる方が得策」といった趣旨が不合格理由だった気がします。
この時の世論は、感覚的には、「40過ぎて医学部に入学しても税金の無駄」みたいな論調が強かったと思います。
これが。医学部ではなく、法科大学院で「50過ぎて司法試験を目指します」だったら、入試差別はなかったでしょう。
政策(国策)的に、医師の数や勤務地の偏在を防ぐ必要は、確かにあると思います。
また、大学側からすれば、医師国家試験の合格率を上げ、大学病院での必要な医師科目の偏りも避けたいのはよくわかります。
少なくとも、「入試に関する調整」について、知らされていない受験生は被害者です。
ただ、この問題、なかなか難しい問題です。
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