今更ですが、最近つくづく思うことは、
「健康であること」
が一番の幸せだな、と思います。
持病をかかえていたり、障害を持つ方には誤解をされてしまう表現かもしれませんが、健康でなければ、定期的な病院への通院が必要になりますし、公共交通機関を利用するにしても、色々な方の協力が必要になります。
もちろん、今の時代は「共生」の時代ですから、色々な条件の方と調和して生活することが当たり前なのではありますが、自分が病気や障害を抱えていたら、煩わしさを感じることは間違いまりません。
年齢を重ねて感覚的に強く感じるのは、
◆遺伝的な身体的特性は避けられない
◆肉体的に酷使した部分は将来的に金属疲労を起こすことは避けられない
という想いです。
身内や学校の恩師、趣味の世界や仕事でお世話になった諸先輩方の訃報を耳にする機会が増えました。
統計を取ったわけではありませんが、家系的に短命だったり、がん家系の方は、やはり、その傾向は出ている気がします。
また、例えば、若い頃にタバコを大量に吸われていた方は、肺に関する疾患で亡くなっている気がします。
ちなみに、2018年10月9日に、元横綱輪島関が亡くなられました。
新聞報道では、詳細な死因は報じられていませんが、2013年に咽頭癌を患っているので、それが原因かもしれません。
また、輪島さんの盟友だった先代貴ノ花(元二子山親方)は、口腔底癌で2005年に55歳の若さで亡くなっています。
因果関係が医学的に証明されているわけではありませんが、お二人とも共通していたのは「ヘビースモーカー」であったこと。
やはり、からだに悪いことは可能な限り避けて通る方がいいのかもしれません。
現代社会は、人生100年時代と言われるようになり、長寿社会となっています。
しかし、設備や施設の耐用年数と同じように、「同時におしゃかになる」わけではなく、「弱いところから壊れていく」ことも明らかに感じます。
そうなると、総論的には「生きるためには支障がない」状態でも、例えば、視力が落ちる、聴力が落ちる・・・といった状態は、これも長生きする上で、つらいことでしょう。
以前、健康番組で「人間の心拍数限界説」を唱えている医師の方がいました。
この方の説で考えると、運動選手、特にマラソン選手は、心拍数を標準よりはるかに多く鼓動させていますから、「心拍機能の耐用回数」に、計算上は早々と到達してしまいますので、「走り過ぎ」は、長い目で見たら、長寿のための障害なのかもしれません。
さて、少し話はそれますが、最近、よく目にするのが「ワイヤレスイヤホン」です。
最初に見た時は「補聴器か??」と思ったほどです。
利用している人が多くなると、ファッション化してきますが、個人的には、これ、避けています。最近の医学界では、このワイヤレスイヤホンについて、
「電磁波の問題があり、人体の血液脳関門を破壊することがある」
との指摘が上がっているそうです。
また、カナダの大学健康ネットワーク医学センターのノーマンド・ラペリエール教授は、
「少量の電磁波でも、人体への影響は大きい。長時間、ワイヤレスのブルートゥースのイヤホンで音楽を聴いたり電話したりしない方がいい」
と注意を促しているそうです。
私が気にしているのは、電磁波よりも、単純に「耳への影響」です。
そもそも、ワイヤレスイヤホン以前に「イヤホンは難聴になりやすいのでは?」と勝手に思い込んでいます(笑)
というのも、私の家系は、年齢とともに耳が遠くなる傾向があるので、これは、後天的な影響よりも、そもそも遺伝的な影響が大きいと思っています。
そうなると、いずれ、耳が遠くなるのであれば、さらに耳に良くないと思われるイヤホンの使用は控えた方がいいのでは?と考えたわけです。
そのため、若い頃は、飛行機に乗ると、機内サービスの音楽をイヤホンで聞いていましたが、いまでは、できるだけ利用しないようにしています。
もちろん、肺がんなど肺に関する疾患も、たばこを大量摂取していても、なんともない人もいますので、個人差はあると思いますが、からだに負荷をかけすぎることが、いいことはないでしょう。
私個人としては、視力の低下が一番堪えます。
視力低下により、
・街を歩いて案内板がよく見えない
・集中力が続かない
・肩がこる
・眼鏡等で矯正してもよく見えないのでイライラする
・・・・・
という悪循環。
耳以外だと、若い頃は「激辛料理」が好きでしたが、これも、きっと胃腸に良くないだろうと考えて「中辛」で抑えるようにしました。
同年代の知人に聞くと、みんな、それなりにからだにガタがきていて、工夫しながら生活しているそうです。
野球に例えれば、速球派投手が技巧派投手になるように、からだに対しての考え方をスイッチしていく年代になったのかな、としみじみ思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ611号より)
注:記事の一部に加筆。
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