2018年9月14日付の読売新聞が、
「「乳児ハチミツ注意」、死亡事故受け表示義務化」
という見出し記事を報道していました。
ちなみに、厚生労働省のウェブサイトでは、
「赤ちゃんのお母さん・お父さんやお世話をする人へ」
と題した以下のような注意喚起を掲載しています。
(以下、厚生労働省のウェブサイトより引用)
1.1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
[乳児ボツリヌス症の発生状況]
乳児ボツリヌス症は、国内では、保健所が食中毒として報告した事例は1986 年以降3 例、医師が乳児ボツリヌス症として報告した事例は1999 年以降16 例あります。また、欧米でも発生しており、米国では毎年100 例以上の発生報告があります。
乳児ボツリヌス症の発生原因は、食品としてハチミツが指摘されていますが、ハチミツを食べていない例(国内では井戸水)も報告されています。
2.ハチミツは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
ボツリヌス菌は、土壌中などに広く存在している細菌です。ボツリヌス菌が食品などを介して口から体内にはいると、大人の腸内では、ボツリヌス菌が他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、通常、何も起こりません。
一方、赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。
なお、1歳以上の方にとっては、ハチミツはリスクの高い食品ではありません。
3.ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。
一般的に、ハチミツは包装前に加熱処理を行わないため、ボツリヌス菌が混入していることがあります。また、ボツリヌス菌(芽胞)の耐熱性は120℃,4分とされており、通常の加熱や調理では死にません。
(引用ここまで)
また、厚労省は、食品事業者に対しても、
ハチミツおよびハチミツを含む食品に対して、
「「1歳未満の乳児には与えないで下さい」という情報を、表示などにより消費者に分かりやすく提供するようお願いします」
と依頼しています。
したがって、業界団体の「表示義務化」は、この厚労省の意向を受けたものでしょう。
個人的には、「業界団体の基準ではなく、法律である食品表示法に含めるべきでは?」と思いますが、諸事情があるのかもしれません。
話は変わりますが、昨今、短期大学はどんどん「4年制大学化」し、専門学校も、「専門職大学」として「大学化」しています。
保育士、幼稚園教諭は、私の年代では「専門学校や短大で取得する免許」でしたが、こうした食品知識なども時代とともにどんどん増えていくと、教育年限が増えていくのは、やむを得ないのかもしれないですね。
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