2018年7月30日付けの毎日新聞によると、
「成田空港のB滑走路が約6時間閉鎖になり、6便が欠航し1400人に影響がでた」
そうです。
この事故は、
◆30日午後3時45分頃、成田空港のB滑走路に着陸したエア・カナダ機
◆本来のコース約300m手前で右折し、建設中の誘導路に誤って進入し停止した
◆機体は、乗員11人、乗客201人を乗せたまま立ち往生(未舗装路)
◆車両にけん引されて移動し、乗客は約5時間後の午後9時頃、ターミナルに降りた
◆けが人などはいない
◆という。
◆この影響でB滑走路は午後10時過ぎまで閉鎖
◆到着予定だったジェットスター・ジャパンの国内線2便が目的地を変更した他、6便が欠航
という概要です。
私は、もちろん、パイロットに準ずる経験も体験もないので、詳細はわかりませんが、基本的には「パイロットエラー」でしょう。
ただ、パイロットのミスを誘発する原因として、
・成田空港のB滑走路の誘導の複雑さ
・パイロンや柵、間違え防止の表示の有無
・先導車は、ちゃんと誘導したか
といった点が考えられます。
また、立ち往生した機内に「5時間待機」とのことですが、もっと早く乗客を解放できなかったのか?という疑問も残ります。
報道はされていませんが、「こうしたトラブル」については、国交省の事故調査委員会は、関与しないのでしょうか?
幸い、機体の損傷や乗客の負傷者は出ませんでしたが、「乗客の長時間待機」や「他の便の行先変更や欠航」を考えると、トラブルによる影響は大きく、国として「原因究明と再発防止の徹底」は必須でしょう。
それにしても、このような場合、影響を受けた便の航空会社は、「エア・カナダ」や「成田空港」に損害賠償請求できるものなのでしょうか?
また、その場合の「エアカナダと成田空港の過失割合」はどうなるのだろうか?と思います。
このあたりについて、追跡報道に注目したいと思います。
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