2018年7月23日は、埼玉県熊谷市で、「国内最高気温となる41.1℃」を記録した気象史上、記録的な日になりました。
従来の「国内最高気温」は、高知県四万十市で2013年8月12日に記録した「41.0℃」。
わずか「0.1℃」ですが、報道では、約5年間「暑さ日本一」をウリにしてきた四万十市は、「何とも寂しい」とがっかりしているそうです。
23日は、「都内で初の40℃超え」が「40.8℃の青梅市」で記録されたそうです。
イメージ的には、一応、東京都である「小笠原諸島で40℃超えってないのかなぁ」と思って、調べてみましたが、海に囲まれた小笠原では、本州よりかなり南方にあっても、そこまで気温が上がることはないようですね。
23日は、気象庁が緊急記者会見を開いて「(40℃超えの暑さは)1つの災害と認識している」との見解を示し、「気温が高い状態は8月上旬にかけて続き、熱中症で命を落とす危険性もある」と予測していましたので、まだまだ、この暑さは数週間続くようです。
さて、そんな暑い中、第100回全国高校野球選手権記念大会の地方予選が各地で繰り広げられていますが、京都府では、熱中症対策で、試合開始時刻を約3時間繰り下げたら、第4試合(準々決勝:立命館宇治6―5鳥羽=延長11回)の終了時刻が「午後10時37分」(開始時刻は午後7時1分)と高校野球としては異例の遅い時間になったそうです。
この暑さですから、他の屋外競技でも、開会式を中止するなど、いろいろな対策が取られているので、「高校野球の開始時刻の繰り下げ」は、どこかで実施されるだろう、と思っていました。
京都府の場合は、もともと、準々決勝は、わかさスタジアム京都(京都市西京極総合運動公園内)で、第3試合が午後1時30分、第4試合が午後4時に開始予定でしたが、この日の第2試合が午後1時7分に終了したため、約3時間の「休憩」を設け、第3試合は午後4時5分に開始したそうです。
結果的には、この「暑い時間帯に休憩を挟んだスケジュール」は、選手はもちろん、観客の健康状態を考えれば、適切な処置だったと思います。
ただ、京都府は、甲子園のある兵庫県にも近く、日程的にも余裕があるので、準々決勝までは、「2会場」で実施し、準決勝と決勝を「わかさスタジアム京都」で開催するという手段もあったのではないかと思います。
他の地区大会をチェックすると、準々決勝は、2会場で実施するか、1会場の場合は、「1日3試合」で、翌日1日空けて、準決勝を開催しています。
気象庁の予測だと「8月上旬までこの暑さが続く」そうなので、甲子園大会は、「1日4試合」のケースが殆どなので、大会事務局がどのような判断をされるのか、注目したいと思います。
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)