少し旧聞に属するニュースですが、2018年7月7日付のNHKオンラインによると、
「7月6日夜遅く、岡山県総社市のアルミ工場で爆発があり、警察によりますと、周辺の住宅の窓ガラスが割れるなどして10数人がけがをしました」
という事故がありました。
記事によると、
◆爆発事故が起きたのは、7月6日午後11時半ごろ
◆爆発事故現場は、岡山県総社市下原にある「朝日アルミ産業」のアルミ工場
◆警察によりますと、窓ガラスが割れるなどして住民10数人がけがをしたが、いずれも軽傷
◆爆発の影響で、工場の近くの住宅や車庫など3棟が全焼した
◆爆発が起きた時、工場は操業しておらず、敷地内に人はいなかった
◆(当時)岡山県には大雨の特別警報が出されていて、隣の倉敷市では、1時間に17ミリのやや強い雨が降っていた
◆工場の近くを流れる高梁川の周辺は広い範囲で水につかり、警察や消防が現場に近づけない
ということです。
この爆発事故については、メディアの情報を追跡していますが、現時点では、爆発原因は、はっきりしないようです。
気になるのは、調べると、この工場が、過去にも、事故を起こしていることです。
◆朝日アルミ産業株式会社のウェブサイト
http://www.asahiseiren.com/outline/okayama.html
例えば、
1)2011年のA重油流出
2011年8月20日、敷地内の地下重油タンクに、タンクローリーから「A重油」を補充する作業中にA重油が溢出し、新本川に約1600ットルが流入する事故が発生。
2)2017年の火災
2017年4月5日、工場内の機械上部より出火して天井や壁など30平方メートルを焼く火事があった。
ダクトが高温になり、堆積していたアルミ粉末が燃えたのが原因だった。
と、今回を含め、この7年間に3回も近隣に影響が出るような事故が発生しています。
ちなみに、この「朝日アルミ産業」は、認証機関の大手JQA(日本品質保証機構)から環境マネジメントシステム規格(ISO14001)の認証を受けています。
(※認証は、アサヒセイレン(株)大阪事業本部の関連事業所の位置づけ)
言わずもがなですが、JQAには、これまでの審査の妥当性を含めて、しっかり検証して、公表して欲しいものです。
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