少し旧聞に属するニュースですが、201877日付のNHKオンラインによると、

76日夜遅く、岡山県総社市のアルミ工場で爆発があり、警察によりますと、周辺の住宅の窓ガラスが割れるなどして10数人がけがをしました」

という事故がありました。

 

記事によると、

◆爆発事故が起きたのは、76日午後11時半ごろ

爆発事故現場は、岡山県総社市下原にある「朝日アルミ産業」のアルミ工場

◆警察によりますと、窓ガラスが割れるなどして住民10数人がけがをしたが、いずれも軽傷

爆発の影響で、工場の近くの住宅や車庫など3棟が全焼した

爆発が起きた時、工場は操業しておらず、敷地内に人はいなかった

◆(当時)岡山県には大雨の特別警報が出されていて、隣の倉敷市では、1時間に17ミリのやや強い雨が降っていた

工場の近くを流れる高梁川の周辺は広い範囲で水につかり、警察や消防が現場に近づけない

ということです。

 

この爆発事故については、メディアの情報を追跡していますが、現時点では、爆発原因は、はっきりしないようです。

気になるのは、調べると、この工場が、過去にも、事故を起こしていることです。

◆朝日アルミ産業株式会社のウェブサイト

http://www.asahiseiren.com/outline/okayama.html

 

例えば、

 

1)2011年のA重油流出

2011820日、敷地内の地下重油タンクに、タンクローリーから「A重油」を補充する作業中にA重油が溢出し、新本川に約1600ットルが流入する事故が発生。

 

2)2017年の火災

201745日、工場内の機械上部より出火して天井や壁など30平方メートルを焼く火事があった。

ダクトが高温になり、堆積していたアルミ粉末が燃えたのが原因だった。

 

と、今回を含め、この7年間に3回も近隣に影響が出るような事故が発生しています。

ちなみに、この「朝日アルミ産業」は、認証機関の大手JQA(日本品質保証機構)から環境マネジメントシステム規格(ISO14001)の認証を受けています。

※認証は、アサヒセイレン(株)大阪事業本部の関連事業所の位置づけ)

 

言わずもがなですが、JQAには、これまでの審査の妥当性を含めて、しっかり検証して、公表して欲しいものです。

 

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