2018年6月19日の11時に加計学園の加計孝太郎理事長が、記者会見を開くというので、AbemaTVをチェックしました。
加計理事長が記者会見をするのは、一連の問題発覚後、初めてのことです。
記者会見は、約2時間前にプレスに流れ、突然開かれましたが、この記者会見実施のニュースを聞いて、
◆東証マザーズ史上、時価総額最高額になるといわれる「メルカリ」上場の日
◆6月18日に発生した大阪地震の混乱に乗じた
◆至学館大学レスリング部の栄和人監督の辞任に乗じた
といった、「他の大きなニュースがある中のどさくさの会見でお茶を濁すつもりだな」と感じました。
まさに、「腹心の友」である安倍首相のお家芸そのものです。
記者会見では、
◆安倍総理と加計学園理事長の面談について、学園側が「愛媛県と今治市にウソの報告をした」ことを認め事務局長の減給(10%:6か月)と理事長自身の給与を1年間自主返納(10%)する
◆安倍総理との面会については「3年も前で、記憶にもないし、記録もなかった」と説明
◆獣医学部新設を前に進めるため、事務局長が「勝手にやった」と説明
といったことを、用意したペーパーを読み上げる形で、説明していました。
それにしても、冒頭でも書きましたが、「姑息すぎるタイミングの記者会見」です。
このタイミングで記者会見すれば、話題が少ない時と比較して、ワイドショーが必要以上に騒ぎ立てることはないだろうという作戦でしょう。
また、しかも、加計理事長の記者会見は、ほとんどが用意された文章を読み上げるだけで、記者からの質問に対しては、
「すみませんでした」
「気をつけたいと思います」
「これから調べていきます」
といった世間が知りたいことにはまったく回答していません。
減給に関しても、理事長にとっては痛くも痒くもない額であり
「学園トップとして説明責任を果たし、自らにも処分を科すことでけじめをした」
という体裁をとったにすぎません。
それにしても、日大、至学館、加計学園(岡山理科大)と、大学の不祥事系ニュースが続き、経営トップがマスコミの前で話す機会が多いですが、「最高学府である大学経営者のレベルの低さ」に驚くばかりです。
大学組織は、縁故や情実人事が横行する世界と昔から言われますが、公正な成果評価システムがなく、その結果に基づく人事評価も確立していないので、上司に都合がよい「イエスマンがはびこる組織」で、まともな感覚をもった人材が育っていないといえるのかもしれません。
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