「コーヒーチェーンのコメダ珈琲(コーヒー)店は、新たに開く店舗については原則、「全面禁煙」とする方針」
という報道が朝日新聞よりありました。(2018年6月14日付)
記事では、
◆新規出店するフランチャイズ(FC)経営者に禁煙を要望している
◆国会で議論されている受動喫煙防止対策を先取りするねらい
◆全国で800店ほどを展開するコメダは今年度55~60店舗出店する計画
◆健康増進法の改正案は、新たに開設する飲食店は原則屋内禁煙で、専用の部屋のみで喫煙を可能としている
◆コメダは改正案成立を視野に入れ、新規に出店するFC経営者に店内全面禁煙を3月から要望
(最終的な判断は各経営者に委ねられている)
と報じていました。
ただ、個人的には、この記事は、コメダをあまり利用しない人にとって、
「飲食店として先進的な取組みをしている印象を単に与えた記事」
だと思います。
コメダ珈琲のイメージは、嫌煙家の私にとって「タバコ臭い店」です。
以前は、店舗が中部圏に集中し、関東出店が少なかったので、「名古屋出張に行くと必ず立ち寄るお店」でした。
もちろん、お目当ては「温かいデニッシュの上にソフトクリームが載ったシノロワール」です。
しかし、利用している際は、「一応、分煙にはなっているけど、タバコのにおい、耐えられんなぁ」と感じることがしばしばでした。
現在、コメダは、全面禁煙としているのは全国16店舗しかなく、約240店を展開している愛知県内で、全面禁煙なのはたったの6店舗で、数と割合だけ見れば、「今の時代としては配慮に欠けるお店」に分類されるかもしれません。
今の時代、嫌煙家に配慮してくれるお店では、入口に「店内でタバコ吸えます」とか「完全分煙ではありません」といった注意書きがあります。
つまり、「入って注文してからしまったぁ」とならないように、ちゃんと入口で「契約内容の確認」ができる仕組みになっているわけです。
コメダは、新規店舗は、原則禁煙と言いながら、FCオーナーの判断にゆだねているので「利用者(エンドユーザー)よりFCオーナー重視」の姿勢で、私見ですが、コメダのメニューは評価していますが、「エンドユーザー軽視」の経営姿勢が気になります。
実際、新規開店するFC店舗のうち、完全禁煙になる店舗がどのぐらいになるのか、公表して欲しいものだと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ598号より)
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