2018年6月9日に、凄惨な事件が東海道新幹線の車内で発生しました。
各メディアが、この事件をニュース速報で報じ、徐々に様子がわかってきたので、現時点で報道されている情報を、列記しておきます。
◆犯行は自称、無職の愛知県岡崎市の22歳の男(小島一朗と名乗っている)
◆事件が起きたのは、午後9時45分頃、新横浜駅から小田原駅に向かう東海道新幹線
◆「のぞみ」の12号車に容疑者は乗車(2列席の通路側)していた
◆最初に切り付けられたのは、通路側の女性(容疑者が乗っていた座席と同列のC席?)
◆刺されて死亡した男性(30代の大阪市の会社員)は、女性が刺されたのを止めに入った
◆死亡した男性以外の被害者は20代の女性2人(愛知県在住)
◆容疑者は、容疑を認めていて、「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」などと供述
◆容疑者の祖母によると「(小島容疑者)がそんなことするわけがないと思っている。『俺は自由に生きたいんだ。それが許されんなら死ぬ』と話していた」
もし、自分が乗り合わせた車内で、同じことが起きたら、たぶん、まずは固まってしまい、通路側にいたら、他の車両に一目散で逃げたと思います。
お亡くなりなった男性が、どこに乗車していたのかわかりませんが、結果としては残念な結果になってしまいましたが、正義感あふれる行動で、私には、できなかったんじゃないかと想像します。
この手の事件が発生した時に、
「新幹線の持ち物検査実施」
が議論に上がります。
しかし、新幹線の利便性、運行本数と利用客数を考えると、改札口に空港のようにセキュリティゲートを設けるのは、困難でしょう。
今回の事件は、「なんの前触れもなくいきなり切りかかっている」ので、防ぎようがなかったと思います。
いきなり凶行におよぶ事件の再発防止にはなりませんが、犯罪抑止や早期の車掌への異常通報という観点から、新幹線の各車内に、航空機内の係員呼び出しブザーのようなスイッチや防犯カメラの設置は、新幹線車両に必要な設備といえる気がします。
6月8日は、大阪教育大附属池田小学校事件(2001年)、秋葉原通り魔事件(2008年)が発生しており、ここの所、連日、関連ニュースが報道されていました。
まさか、容疑者は、これらの事件にインスパイヤ―されたとは思いたくないですが、凶行に至るきかっけのひとつに、そうした一面もあったのでしょうか。
真相究明と被害にあわれた方(同じ車両で事件を目撃し精神的ダメージを受けた方を含め)のお悔やみと早期の回復をお祈りいたします。
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