2018年5月28日の読売新聞やフジテレビのニュースなどが、
「JR東日本の管内で、列車の運行を妨害する行為が、3月以降におよそ350件起きている」
ことを報道していました。
記事によると、
◆こうした列車運行の妨害は、3月は約50件、4月は約150件、5月は現在約150件発生
◆3月以降で約350件が確認されている
そうです。
フジテレビや読売新聞のニュースでは、妨害事例として、
・4月7日と5月21日に、南浦和駅を発車した武蔵野線と京浜東北線で、車内に設置された自動ドアを手動で開ける非常用ドアコックが作動し、列車の運行が遅れた
・5月12日に、赤羽駅と浦和駅の間の線路に放置された自転車と列車と接触した
・列車の乗務員室の扉の内側がへこんだ
・4月21日に小山駅の発車ベルが盗まれ列車の出発が遅れた
・4月12日に郡山駅で車輪止めがはずれ、無人の車両に衝突した
・4月19、24日に新子安駅のトイレで不審火が発生した
などのトラブルが相次いでいるそうです。
今の時代、ストレス社会ですから、むしゃくしゃして衝動的に犯行に及ぶ人もいるかもしれません。
しかし、この数か月でのトラブル件数の大幅な増加は、「誰かの意図的なメッセージ」があるように思います。
JR東日本は、このトラブルに対して、
「防犯カメラや警備員によって厳重に警備しており、警察とも連携をとりながら警戒強化に努めている」
としているが、JR東日本管轄のすべてのエリアに防犯カメラを設置するのは現実的でないし、これだけトラブルが発生しているのに、多くのトラブルが、防犯カメラをかいくぐっているとするならば、「事情通の犯行」「内部犯行」によるトラブルが多くを占めているのではないかと思います。
「事情通」「内部」「意図的な犯行」というキーワードですぐに想像されるのが、JR東日本労働組合の大量脱退です。
組合員の多く(約3万人)が脱退したたといわれています。
もともと、労働組合は、法律で守られた仕組みで、経営者に団体交渉する窓口です。
私は労働組合に所属した経験がないので、実感が薄いですが、労働組合に所属している友人に聞くと、最近の労働組合は、経営者側と対峙する労働者の味方のふりをしながら、政治活動や労働組合としての利権を守る保守的な組織と化しているケースも多いそうです。
つまり、本当の意味での経営者の目が届かない労働者の待遇改善や労働環境の見直しに関する交渉の団体ではなくなっているようです。
こうなると、「労組に所属しても高い会費や勉強会、デモなど政治活動に駆り出されるだけで時間の無駄」と労組に加入しない人も多くなることは必然でしょう。
頻発するトラブル問題に戻りますが、こうした観点で捉えると、弱体化しつつある労組が危機感を感じ、経営側にプレッシャーをかける意図で引き起こしているトラブルの可能性も否定できないかもしれません。
現状発生しているトラブルは、乗客など人への被害には発展していないようですが、トラブルは利用者としては不安ですし、予定が狂い不便です。
早々に問題解決して欲しいものですが、目に見えてトラブルが減ったときは、経営者側が労組と表に出ない「手打ちをした」時かもしれません。
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