(前編からの続き)
《そもそも女人禁制は時代遅れ?》
ただ、そもそも「土俵上の女人禁制」は、明治時代以降の話、という説もあるようです。
古文書によると、室町時代には、尼僧が土俵に上がって、相撲を取っていたという記述があるそうです。
「女人禁制」のもとは、「神道」では血を出すことは「けがれ」とされるため、「女性は生理がある」ことから女性を「血」と結び付け、宗教的な禁忌ととらえるようになったそうです。
・・・ある意味、相撲の世界におけるこじつけで「伝統」といえるものではないですね(笑)
だいたい、「神道」と区切っていますが、「神道」の身近なものとして、神社には「巫女」さんがいます。
巫女さんの役割は、
・神に奉仕する女性の総称
・古くは、神楽を舞い、祈祷を行い、占いなどをする役割を担っていた
・巫女は、神から託されたメッセージを第三者に伝えるという立場
と言われています。
相撲の世界が、どこかで「こじつけた理屈」であり、神道すべてではありません。
「伝統を守る」といいますが、相撲協会の昨今の不祥事や騒動を見ている限り、
◆相撲界のしきたりやならわしの歴史や本当の意味
◆相撲界の慣習と緊急事態の優先順位のつけ方
◆国内関連法令(例:労働基準法、刑法)の正しい理解
が力士はもちろん、親方衆、協会員がしっかり理解しているとはとても思えません。
つまり、単純に「女性は土俵に上がってはダメ」と言い伝えられてきただけで、その本来の意味合いと現代社会に合わせて変えていくといった議論はそもそも行われていないでしょう。
《公益法人としての意味》
そして、日本相撲協会は「公益財団法人」です。
公営法人法では、確か23の事業について「公益性がある」として税制上、優遇されています。
2008年に改正された法律では、公益法人について「主務官庁が監督する」という立場ではなくなったようですが、「公益法人の運営組織に改革能力がない」場合は、「自助解決」することは困難です。
現状では、今回のような問題が発生したら、日本相撲協会でどうするべきか改革していくべきです。
しかし、認可された公益法人が「運営能力不足」である場合、昔の「監督官庁」が、運営体制に注文を付けるような仕組みがあるべきではないかな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ588号より)
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