2018年4月7日のニュースで、
「40代の男性が長期間にわたり、自宅敷地内に設置されたプレハブ内の檻で生活させられて、男性の父親(73歳)が監禁容疑で逮捕された」
ということを知りました。
ニュース報道によると、
◆監禁されていたのは、兵庫県三田市に住む精神疾患がある男性(42歳)
◆監禁されていた期間は、義務教育を終えた以降とみられ、20年以上であった可能性がある
◆男性は障害者手帳を取得していた
◆逮捕容疑は、2018年1月18日午前10時ごろから19日午後10時ごろまでの間、自宅に隣接するプレハブ内の木製檻(高さ約1メートル、幅約1.8メートル、奥行き約90センチ)の中に男性を閉じ込めたこと
◆三田市によると、1月16日に福祉関係の相談員から「行動を制限されている男性がいる」との通報が入った
◆三田市の職員が1月18日に確認のため訪問したところ、自宅横のプレハブに木製のおりがあり、中に男性が座っていた
◆檻には南京錠が付いており、床にシートが敷かれていた
◆毛布のようなものもあり、プレハブにはエアコンや暖房器具があった
という。
テレビやネットのニュースをチェックすると、男性の父親は、
「暴れるので檻入れていた」
と三田市に説明しているそうです。
ただ、食事は自宅のリビングで取り、入浴もしていたという話ですから、個人的には「同情の余地がある事件」だと思います。
監禁されていた男性の精神疾患の程度がわかりませんが、
・暴れる
・わめき散らす
・突拍子もない行動をとる
といった周囲に深刻な迷惑をかける行為に至る可能性があった精神疾患であれば、
「食事や風呂以外の家族の目が届かない通常の時間帯」
は、「監禁するしかなかった」のかな、と思います。
男性の父親は、現在では無職ですが、20数年前から監禁していたのであれば、仕事で日中は外出していたでしょうから、「犬や猫のように檻に入れて行動を制限する」しか、社会に迷惑を掛けない方法はなかった、と考えたのかもしれません。
話題は変わりますが、数年前に「親がすでに亡くなっているのに年金を不正受給している事件」が相次いで発覚しました。
その際には、「生きていた場合の年齢」や「医療機関の利用の有無」を市がモニタリングしていれば「変だ、おかしい」と異変に気付くことができたのではないか、と言われました。
今回のケースも、三田市は、「男性が精神疾患のある障害者であること」を把握していたそうです。
一般論ですが、精神疾患の場合、障害者手帳の更新は、主治医か専門医の診断書が必要になるはずです。
この男性の障害者手帳の更新状況がどうだったのか、報道情報の限りではわかりませんが、更新のタイミングや市の担当セクションの家庭訪問など、「容易に異常に気づくことが可能な仕組み」があったのか否かが、気になるところです。
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