メディアの報道によると、国際オリンピック委員会は、24日に平昌で理事会を開き、ボクシングを2020年東京五輪の実施競技から外す可能性もあるという決議をしたという。

 

ボクシングを五輪の実施種目から外す理由は、ずばり「国際ボクシング協会の不明朗な運営」。

その結果、現在、IOCは、分配金を凍結している。

具体的には、

・財政問題

・不透明な審判

・ドーピング

などで、20184月までに報告書を提出するよう、国際ボクシング協会に要求していくという。

 

このまま、問題が解決しているとIOCに評価されなければ、東京五輪から本当に外されてしまうかもしれません。

 

個人的には、IOCの原点は、もともと貴族クラスのサロンのような集まりが発展して今日に至っており、感覚的には「すべてのスポーツの上部団体」のような「上から目線」での物言いがあまり好きではありません。

そもそも、IOC自体だって、かつては、五輪開催地の決定や役員の選出方法、IOC組織内部の財政面など「不透明な運営」がありました。

 

月並ですが、世界平和の祭典だったオリンピックが、「四年に一度の各スポーツの最高峰の大会」という位置づけに、いつのまにかなっていったことが、「IOCの発言力」を強める大きな要因となったのでしょう。

私が幼少のころは、各スポーツのトップアスリートの中には、インタビューで目標を聞かれ「世界選手権で優勝することです」と答えていた選手も数多くいた気がしますが、今の若いアスリートに目標を聞くと「オリンピックで金メダルをとること」と必ず言います。

 

確かに、世間的には、競技ごとの世界選手権で優勝しても、競技自体が一般的にはマイナーだと、新聞記事での取り上げ方も小さいですが、同じ協議でもオリンピックなら銅メダルでも、大々的に取り上げられます。

また、引退後のキャリアとしても、「世界選手権出場」より「オリンピック出場」の方が、インパクトがあります。

このような「オリンピックが一番」という扱いを世間からされれば、目標が、各スポーツ団体の最高峰の大会であるはずの世界選手権より「五輪」を上にアスリートが捉えるのは無理もないのかもしれません。

 

話は少しそれますが、ボクシングの「不透明な運営」のひとつである「審判問題」ですが、「袖の下(いわゆる買収)」が成り立つスポーツは、ボクシング以外にもまだまだあると思います。

特に、採点競技の場合、いまだに「感覚的に採点される」種目はたくさんあります。

一般人に採点方法とシステムを「わかりやすくする」(透明性)ことがポイントだと思います。

 

今週は、平昌五輪が始まりますが、冬季五輪種目では、個人的には、ジャンプの飛型点、スノーボードやスキーのハーフパイプ、スノーボードのスロープスタイルは、採点方法がよくわかりません。

ジャンプの場合、「5人の飛型審判がいて、20点満点で、1位と5位の得点がカットされる」というのは、わかります。

また、テレマーク姿勢の有無により得点が伸びるか伸びないかもわかります。

ただ、現実的には、「距離を出した選手=飛型点も高い」気がします。

素人目には、「飛距離は出なかったけど飛型は美しかった」選手は見ていていると思いますが、そういう飛型点は見たことがありません。

また、「20点満点の内訳」も知りたいところです。

 

また、スノーボードなどについても、体操やフィギュアスケートのように、技ごとに難易度と得点、出来栄え点などが明確であれば、良いのですが、どうも、そうではないような感じです。

フィギュアスケートのジャンプの回転については、将来的には、AIが判定(回転不足か、まわり切っているかなど)するのでは、とも言われています。

ボクシングに限らず、採点競技は、評価の仕組みをわかりやすくして欲しいものですね。

 

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