私の今までの人生経験で、

「この人と仲良くなりたいな」とか「もっと距離を近づけたいな」と思っているときに、心掛ける処世術として、

「とにかく自分を開示する」(自己開示)

がポイントではないかと思っています。

 

異性でも、上司でも、同僚でも、共通の趣味の仲間でも、初対面、あるいは知り合って間もない段階で、人は「この人と仲良くなりたいなぁ」と思うことがある。

ウマが合えば、自然と仲良くなる、ということもあるが、普通は、相手がどんな性格が、どんな考えをするかわからないから、自然と手探りになるし、要は、相手を値踏みする。

 

ここで、「自分は相手と仲良くなりたい」、と思っているが、相手は「この人と特に仲良くなる必要もなく、単なる知り合いであればよい」というような状況だとすると、仲良くなりたい側が、「自己開示」しなければ、相手は、当たり障りのない話をして、時間が過ぎていくだろう。

 

このような「当たり障りのない会話」を何度しても、「顔見知り」になり、つまりは「知人」にはなるが、それ以上、相手との距離は、知り合った期間が長くても、実は縮まっておらず、要は、真の信頼関係も築けていなくて、「単なる知り合い」のままである。

 

ちなみに、私が考える「自己開示」とは、

◇私にだから話してくれたこと

◇私にだから打ち明けてくれた恥ずかしいこと

といった「自分情報の開示」である。

 

こうした「私だけに・・・」の「自分情報」の開示は、相手との距離をぐーんと近づけるポイントである。

やはり、人は「自分情報を開示」してくれた相手に対して「心を開いてくれている」と感じます。

その結果、「自分も相手に心を開いて自己開示しよう」となります。

 

「とっておき情報」が出されれば、双方の信頼関係も徐々に深まるので、相手は「あなたがそんな話をしてくれたなら、私もこんなとっておき情報を・・・」となるので、相手との距離がどんどん縮まるわけです。

 

ただ、人間は「相手がどんな性格で、実際は腹黒い人だったら自分情報を出すのはデメリットだし、異性の場合であれば、ストーキングされたらどうしよう」などと考えて、自己開示をためらいます。

相手にとって、こちらが魅力的で、相手から、またお話しする機会を作りたい、と思われているなら「徐々に距離を縮める」という手法もありますが、そういうチャンスが滅多にない場合もあります。

 

したがって、相手と距離を近づけたい、と思った時は、私の感覚的な話ですが、「初回から85%ぐらいは自己開示しまくる」必要があると思います。

85%」というのは、あくまでも感覚的な話ですが、つまりは、「私だけに・・・」のとっておき情報や恥ずかしい情報、相談的な話題を出すわけです。

 

「えー、最初からそんなに重要情報を出せないよ」と思うかもしれませんが、よくよく自分を見つめれば、「仲の良い友達には普通に話している、実は、自分のまわりの人には、一般情報と化しているすでに公になっている自分情報」(要は、マル秘情報とはいえないがマル秘情報っぽい情報)を出せば、80%85%である。

「自分だけが墓場まで持って行くぞ」という情報は、せいぜい、多く見積もっても「5%」であり、ごく近しい身内や親友にしか話せない情報だって510%であり、感覚的には、「すぐには自分情報」は、15%程度である。

 

したがって、85%がちょっと多すぎれば、75%でも80%でもいいのですが、「とっておき(もどき)の自分情報」は、少なくとも75%80%にはなるわけで、それを、どーんと出すわけです。

「最初から80%85%も出していいの?」と思うかもしれませんが、振り返れば、実は自分のまわりの友人であれば、ある程度に話したことがある公情報ですから、仮に、「今後あまりお近づきになりたくない」と信頼がおけない人であっても、自分へのダメージはほとんどありません。

ここをケチってしまうと、距離を近づけ、相手のことを早い段階で「値踏みして価値判断すること」ができません。

 

ちなみに、相手が「自分と仲良くなりたいな」と思われているときに、「セルフプレゼンテーション」される方がいます。

セルフプレゼンテーションとは、相手に望ましい印象を与えるために、自分の言葉づかいや見た目や会話をコントロールすることです。

つまり、「自分はこういう人物なのです」という「いいとこ情報のプレゼン」です。

ビジネスライクな付き合いで「自分を知ってもらおう」の時は、これでもいいのですが、「心の距離を縮めたい」ときは、これでは、相手にビジネスライクな「使える人使えない人」の価値判断情報にはなっても、「信頼度が高まり心と心のお付き合いができる状況になり得るか」というとそうではありません。

 

85%ぐらいは自己開示する」が、相手との距離を近づけるポイントです。

別のたとえでいえば、バナナのたたき売りやバーゲンセールと一緒です。

売り手側が、買い手に話しかけて、話しを聞いてもらったら「じゃ、お客さんだから、今日は、もうひと声負けて、20%オフのところを30%にしちゃう」というのと一緒です。

売り手側からすれば、「30%までなら値引きしても利益が出る」という譲れないラインがあるけど、買い手側からすれば、「20%引きをさらに自分のために30%まで引いてくれた」とプレミアム感が生まれ、「じゃ、買います」となるのと一緒です。

自己開示できる「実は開示しても影響がないギリギリの一般情報ライン」を自分の中で整理しておくことも重要ですので、一度、自分情報を振り返り、整理しておくことが必要でしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ482号より)

 

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