私の場合、仕事の予定は、先の予定で1年後、ざっくりとした話で、半年ぐらい、通常は、2~3か月前に明確な日程が決まります。
こうした仕事の予定は、新幹線や飛行機の手配も容易です。
しかし、「純粋な営業経費」や「突然の出張予定」入り、直前に移動手段のチケットを購入しようとすると、鉄道やバス移動の場合は、移動費はほとんど変わりないですが、飛行機移動の場合は、大手キャリアとLCCだと、相当金額が違ってきます。
ただ、北から言えば、新千歳、仙台、成田、中部国際、関西国際空港、福岡、那覇といった空港の移動は、LCCの路線が比較的充実しているので、直前の移動でも、お盆や年末年始、GWなど大型休みを除けば、格安で移動できるので便利です。
LCC利用は、機材繰りが激しいので遅延が生じやすい、不測の事態に変更しにくい、サービスが悪い・・・といった理由で経営する方も多いです。
個人的な感想ですが、通信機能(例:携帯電話)のOFF確認、シートベルトの安全確認、機内持ち込み荷物の安全確認などは、LCCの方が、確認の仕方や不十分だった時の言い方が「キツイ」感じがします。
大手キャリアのアテンダントさんなら、もっと優しく注意してくれるのになぁ、と感じることもしばしばです。
そんなLCCですが、最近、各社とも相次いで、機内持ち込み手荷物の「重量制限」が変更(10キロから7キロ)されました。
おそらく、この変更は、
・機内の収納スペース不足
(収納スペースがなく、貨物スペースに変更となると、大幅な遅延が生じる)
・機体の重量バランスの関係
・スムーズな搭乗と下乗
・追加料金収入の徴収
・国交省からの指導
といった理由が考えられます。
LCCの場合、「機材をどうやって効率的に回すか」が経営の肝(きも)ですので、「遅延の原因」となる可能性はできるだけ搭乗前の段取りで排除しておきたい、というのが本音でしょう。
ただ、「手荷物の重量変更後」に利用してみると、空港毎、航空会社でオペレーションに違いがあるので、「面白いなぁ」と思いました。
例えば、某LCCの場合、某空港では、「自動チェックイン機の前に航空会社のスタッフの方がいて、メジャーと重量計があり、測定してパスしないとチェックインできない」システムになっていました。(パスした手荷物には目印のタグがつけられる)
しかし、同じ航空会社で別の空港では、自動チェックイン機前には、手荷物をチェックする人がおらず、出発カウンターで明らかに制限を超えていそうな乗客に声を掛けて、重量と寸法チェックをしているケースもありました。
個人的には、「7キロ」になって、正直、キツイです。
最初から大荷物であれば、追加料金を支払って貨物室にキャリーバックの荷物を預ければいいですし、それは、まったく問題ではありません。
しかし、日帰り出張のように「手荷物だけ」の場合も、「10キロなら余裕」ですが「7キロ」となると、私の場合、「ノートパソコン、仕事の資料、デジカメ、機内で読むための雑誌や書籍、充電器、折り畳み傘、飲料のペットボトル」は必須ですが、これでカバン重量込みで「最低8~9キロ」になってしまうのです。
これらの荷物は「貨物室に預けるもの」では、明らかにないですからね。
ある時、搭乗前に重量チェックしてもらって、スタッフさんから杓子定規に「約1キロ弱オーバーですので調整してください」と言われましたが、どうしようもなく、ペットボトルと折り畳み傘、本を強引にコートのポケットに入れて、「7キロ」にしました(笑)
手荷物の持ち込み制限の狙いが「機内へのスムーズな乗り降りによる遅延防止」であるならば、「荷物のサイズ」や「個数」で制限すればよく、「10キロから7キロへの変更」で「遅延リスクが高まる」とはとても思えません。
・・・そうはいっても、追加料金を払っていいから10キロに戻してくれ、といっても変わることはないはずなので、乗客側として自己防衛手段を色々と工夫してみようと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ571号より)
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