2017年12月7日に、江東区にある「富岡八幡宮の敷地内でショッキングな事件」が発生しました。
2017年12月8日付の毎日新聞によれば、(以下引用編集)
◆7日午後8時25分ごろ、「刃物を持った女がいる」との110番があった
◆警視庁深川署員が駆けつけると、男女4人が刃物で切られた状態で見つかった
◆病院に搬送されたが、このうち3人が死亡し、男性1人が重傷を負った
◆死亡したのは富岡八幡宮宮司の富岡長子さん(58)と弟で住所職業不詳の富岡茂永(しげなが)容疑者(56)と一緒にいた女
◆警視庁捜査1課は姉弟間で何らかのトラブルがあったとみて、殺人容疑で調べる
◆宮司の運転手の男性は右腕を負傷したが命に別条はない
とのことです。
このニュースをテレビのニュース番組で知って、すぐに、ネットで「富岡八幡宮」に関する情報を調べてみました。
すると「富岡八幡宮」は、大相撲(勧進相撲)発祥の地といわれる相撲界では有名な神社であることがわかりました。
この「日本刀殺傷事件」についての各メディアの報道を整理すると、
◆茂永容疑者は直後に女の腹などを刺して殺害
◆茂永容疑者自身の胸と腹を刺して自殺した
◆神社の氏子らによると、宮司職をめぐって姉弟間でトラブルがあった
◆富岡さんは2010年ごろに宮司を名乗ったものの、怪文書をまかれるなど嫌がらせを受けていた
◆現場は東京メトロ東西線門前仲町駅から東に約400メートルで住宅や商店などがある。
◆富岡八幡宮のホームページなどによると、創建は江戸時代の1627年
◆徳川将軍家の保護を受け「深川の八幡様」として親しまれている
◆江戸三大祭りの一つで、担ぎ手を水で清める水掛け「深川八幡祭り」も催され、一年を通して参拝客でにぎわう
といったことがわかりました。
この情報だけだと、茂永容疑者が、宮司を受け継ぐことができず、茂永容疑者が怪文書をまき、姉弟の間でトラブルがあり、恨みによる殺傷事件なのかな、と思います。
しかし、さらにネットで情報を探ると、週刊実話の報道で、
◆長子宮司の前の宮司の興永氏(長子しと茂永氏の父)は、長子氏に宮司を継がせた
◆興永氏は、不当に借地権だった富岡八幡宮の土地を搾取した
◆富岡家に財産が無いように見せかけ、長子氏は、きちんと相続税を支払っていない
◆長子氏は社宅扱いの豪邸(1億2千万)に1人で住んでいる
◆2010年頃から宮司が決まらず代理で長子氏が宮司をしている
◆神社本庁からは正式に宮司として認められていない
◆長子氏は茂永氏の息子(富岡神社の職員)を不当解雇した
・・・
といったことが報じられていました。
週刊誌ネタなので、どこまで裏取りされた事実なのかわかりません。
例えば、神社本庁が長子氏を正式な宮司として認めなかったのは、何か正当な理由があるのか、それとも、単なる嫌がらせなのか、そういったこともよくわかりませんし、茂永氏の息子が不当解雇されたのも、本当に不当解雇なのか、正当な解雇理由なのか、わかりません。
ちなみに、亡くなった富岡八幡宮の「富岡長子宮司」は、アメーバーブログで、ブログを発信していました。
https://ameblo.jp/tomiokashrine/
神社の世界は、男性社会のようで、会合などでは、セクハラも受けていたようです。
神職やお坊さまは、「清廉潔白で品行方正な人物であるべき」と私たちは思いたいですが「宗教家」ではなく「宗教事業(ビジネス)」としての「宗教屋」だな、と思います。
(このあたりが、私が本質的に「宗教は信じても救われない。救うのは自分の行動のみ」と思うゆえんです)
飲み屋さんに行くと、「お坊さま」が、乱痴気騒ぎして、無駄にお金を使っているシーンもよく見かけますしね。(真面目で、自分の生活態度に厳しい、徳の高い宗教家の方ももちろんいらっしゃるとは思いますが)
それにしても、なんだか闇の深そうな「殺傷事件」です。
ただ、当事者である姉と弟が亡くなってしまった今、氏子たちは、今後どうやって富岡八幡宮を守っていくのでしょうか?
ワイドショーが喜んで追いかけそうな話なので、今後の動向に注目したいと思います。
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