エンドユーザー向けのサービスが「ちょこっとチェンジ」して成功しているそうです。
例えば、
【ココイチ】(カレーショップ)
こちらは、「店内に漫画やコンセントを設置」したそうです。
ズバリ狙いは「客に長居させる作戦」です。
お店のセオリーとしては「どうやって回転率を上げるか」が勝負になります。
しかし、ココイチは、真逆の作戦です。
この作戦により、長居する客が増えて、売り上げは、前年度から8%程度増えているそうです。
理由は、「客のいない店には入りずらい」という客心理によるものです。
以前は、食事時間帯以外は、店内がガラガラになることが多く、なかなか入りずらい。
けれども、漫画を読み、パソコン作業をする客がいれば、入りやすいというものです。
食事時間中は、漫画コーナーにはシートをかぶせるそうなので、懸念される「食事時間帯の回転率」はあまり落ちていないようです。
【オリジン弁当】(総菜、お弁当販売)
こちらは、店の看板(ロゴ)を徐々に変更して、総菜の数を増やし、イートインスペースを設けたそうです。
オリジン弁当は堅調に業績を伸ばしていますが、分析すると、ここ数年は数%の売り上げダウンになっているそうで、その原因は「女性客の減少」だそうです。
女性客は、「品数が多いのを好む」「ベビーカーでの入店が多い」といった要望があるようで、総菜が入った大皿のサイズを少し小さくして、メニュー数を増やし、店内通路を広げたところ、女性客が増加して、売り上げがアップしたそうです。
【ミスターミニット】(靴の修理)
こちらは、靴の修理でおなじみですね。
私は出張が多いので、旅先で、靴の裏底がはがれ、何度か「応急処置依頼」で寄ったことがあります。
お店の多くは、駅や百貨店の片隅にあるので、便利です。
このミスターミニットが実施した「ちょこっとチェンジ」は、「サービスメニューの追加」です。
靴の修理以外に、時計の電池交換、スマホ画面の修理、ハンコ制作などを追加したそうです。
これらは、「外出先で困る代表例」ですね。
靴修理のお客さんから、「時計はやってないの?」などの問い合わせが多かったそうで、それに対応したら、こちらも売り上げが伸びたそうです。
これらの事例は、一般的なイメージの「経営革新や改革」まではいかない「改善」レベルといえると思います。
共通するのは、ビジネスモデルがある程度確立し、業績がいずれも安定していること。
売り上げや来店数が「微減」しはじめたときに、しっかりデータに基づく原因分析を実施して、論理的に改善点を見つけ、対策を取ったことで、成功につながったわけです。
感覚的に「接客はもっと愛想よく」「気合でなんとか頑張ろう」と経営責任者が、げきを飛ばしても、成功はしなかったでしょう。
やはり、事実に基づく原因分析とその結果に対する素早い対応が、企業経営には大事であることを認識させてくれる事例ですね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ528号より)
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