私は、仕事の性質上、限られた時間で相手から「よいエピソードや話のネタ」を引き出すことにはいつも苦労しています。
書籍ライターの佐藤友美さんによれば、知りたいことを「とりこぼさずに聞く」ために、「徹子式」と「タモリ式」の2つのヒアリング方法を意識するとよいそうです。
結論から言えば、「徹子式」は網羅性のある「広く浅く方式」で、「タモリ式」は「一点集中の深掘り方式」です。
具体的にどんなものか、紹介してみます。
【徹子式】
黒柳徹子さんが「徹子の部屋」で行っているような聞き方で、質問としては、
「子どもの頃はどんな子だったの?」
「何人兄弟?」
「お父様は何をされていた方なの?」
「好きな食べ物は?」
「趣味は何?」
と、次々と質問を重ねるヒアリング法です。
この方法は、その人のエピソードをでいるだけ多く引き出す方法です。
佐藤友美さんによれば、この方法は別名「炭田堀りインタビュー法」と呼ばれているそうです。石炭を採掘する炭鉱は、地表から浅い位置にあり、炭鉱を見つけるためには、浅い穴をたくさん掘るのが得策で、「徹子式」は、その方法にちなんだヒアリング方法です。
このヒアリング方法は、どんな考え方をしているのか、ざっくりとつかみたいときに有効です。人間関係が薄く浅い段階では、よいヒアリング方法かもしれません。
【タモリ式】
タモリさんが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのコーナーでやっていたようなヒアリング法です。
「海外旅行に行ったんだって?」
「何泊で行ったの?」
「どこに行ったの?」
「海外旅行で怖い思いをしたことある?」
というように、あるひとつの話題でエピソードを深掘りするヒアリング方法です。
このやり方は、その人の考え方の本音に近づこうとする手法です。
佐藤友美さんは、「油田堀りインタビュー法」と呼んでいるそうです。
油田は、一点を深く掘ることで、深い位置にある油田を掘り当てる技法を用いますが、その方法から名づけられたそうです。
このヒアリング方法は、話を深掘りすることで、今まで誰も聞いたことがなかったようなエピソードを引き出すことができるメリットがあります。
ビジネスシーンでも、相手は、今まで聞かれたことがない質問に回答する中で、逆に「気づき」を得ることができるかもしれません。
「徹子式」と「タモリ式」をビジネスシーンでは、うまく使い分けて、相手の考えをうまく引き出したいものですね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ551号より)
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