「エコドライブ普及推進協議会」によると、「エコドライブ10のすすめ」が制定されています。

「10のすすめ」(平成2410月エコドライブ普及連絡会制定)とは、

(以下、引用編集)

 

 

1)ふんわりアクセル「eスタート」

・発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進

(最初の5秒で、時速20km程度が目安です)

・日々の運転において、やさしい発進を心がけるだけで、10%程度燃費が改善

 

 

2)車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転

・走行中は、一定の速度で走ること

・車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなる

(市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化)

・交通状況に応じて速度変化の少ない運転

 

 

3)減速時は早めにアクセルを離そう

・信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離す

(エンジンブレーキの作動で2%程度燃費が改善)

・減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用

 

 

4)エアコンの使用は適切に

・車のエアコンは車内を冷却・除湿する機能

・暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにする

しましょう。また、冷房が必要なときは、車内を

・車内の温度設定を外気温(例25℃)に設定した場合、エアコンスイッチをONにしたままだと12%程度燃費が悪化

 

 

5)ムダなアイドリングはやめよう

・待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングはやめる

10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130CC程度の燃料を消費

 

 

6)渋滞を避け、余裕をもって出発しよう

・行き先やルートをあらかじめ確認し、時間に余裕をもって出発

1時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると17%程度燃料消費量が増加

 

 

7)タイヤの空気圧から始める点検・整備

・タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化

 

 

8)不要な荷物はおろそう

・車の燃費は、荷物の重さに大きく影響される

100kgの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化

・車の燃費は、空気抵抗にも敏感で、スキーキャリアなどの外装品は、外す

 

 

9)走行の妨げとなる駐車はやめよう

・迷惑駐車はやめる

・交差点付近などの交通の妨げになる場所での駐車は、渋滞をもたらす

・迷惑駐車の少ない道路では、平均速度が向上し、燃費の悪化を防ぐ

 

 

10)自分の燃費を把握しよう

・自分の車の燃費を把握することを習慣にする

・日々の燃費を把握すると、自分のエコドライブ効果が実感できる

(引用編集ここまで)

 

 

ちなみに、JAF(日本自動車連盟)によると、「省エネ運転」とは、「燃費だけを追求した運転」を指すそうです。

要は、「自分の自動車の燃費向上だけを考えた運転」(独りよがりのケチケチ運転)が「省エネドライブ」で、「まわりを含めた地球環境全体を考えた運転」が「エコドライブ」になるのです。

 

 

例えば、基本的には「法定速度を守ること」は、大事です。

しかし、「流れに乗る」ことが大事で、ひとりだけかたくなに「トロトロ運転」していては、渋滞を引き起こすし、不安全ですし、まわりの車はブレーキとアクセルを頻繁に使うことになり、トータル的には「地球環境に悪い」(燃費悪化)となります。

 

 

このことは、「車の運転」に限らず、社会生活を快適化するということは、言わずもがなですが、「まわりに配慮して行動する」ことが大事なのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ556号より)

 

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