2017年10月21日付のスポニチアネックスによると、22日に開催される「WBA世界ミドル級タイトルマッチ:王者アッサン・エンダムVS同級1位・村田諒太」の試合のジャッジ3人は「日本通」だという報道がされていました。
記事を読むと、
◆レフェリーはケニー・ベイレス氏(米国)
◆ベイレス氏は、2015年5月メイウェザーVSパッキャオ戦や2017年9月のゴロフキンVSアルバレス戦など数々のビッグマッチを担当
◆前回対戦では見逃されたエンダムの“ロープダウン”を取るなどの的確な判断が期待される
◆ジャッジはラウル・カイズ・ジュニア、ロバート・ホイル(以上米国)、ピニット・プラヤドサブ(タイ)の3氏
◆カイズ氏は5月に村田の勝利と採点したカイズ・シニア氏の息子
◆ホイル氏は、2015年11月の村田の米デビュー戦を担当した
◆ホイル氏は「負けても王座保持問題」が起きた2013年12月の試合で亀田大毅に勝ちにつけた
◆プラヤドサブ氏は親日家で知られている
◆WBA立会人のマルティネス氏は「経験豊富な3人を招いた」
◆帝拳ジムの浜田剛史代表は「優秀なメンバーと思う」と話した
と報じていました。
・・・むむむ???
これが「日本通」???なの?
レフェリーのベイレス氏は、経験豊富で、前回対戦のレフェリーのような「実質ダウン」の「ロープダウンをカウントしない」というミスは起こさないだろうし、ビックマッチをこれまでも担当されていることから、「優秀なレフェリー」といえるでしょう。
しかし、記事のタイトルからは、「日本通」とあるので、日本のボクシングを精通していている、とか、村田選手のこれまでの戦いぶりや特徴をよく知っている、とか、黄色人種で東洋人の日本人を人種差別的な扱いをしない、といった「よいジャッジができうる日本通」という意味かと思えば、どうも、記事の書き方からすると「日本びいき」のような意味での「親日家」のように映る。
実際のところは、どうなのかわかりませんが、仮に「日本びいき」のジャッジであれば、村田選手がノックアウト勝利ならいいですが、微妙な判定になったときに、今度は逆に「エンダムサイドから疑惑の判定だ!」とケチをつけられてしまうのではないかと思う。
それにしても、今回の「再戦」は、村田選手に対して世間の目は「勝って当然」の思いがある。
すっきりしたKO勝ちを期待したいものである。
ちなみに、明日は、WBCフライ級王者の比嘉大吾選手と、WBCライトフライ級王者の拳四朗選手の第1回防衛戦もあるという。
比嘉選手の連続ノックアウト記録更新にも、注目ですね!
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