2017914日付の朝日新聞が、

(以下引用)

914日午前1015分ごろ、埼玉県加須市の市立不動岡小学校(蛭間吉伸校長、生徒数240人)で「せきが止まらず、手がしびれている子がいる」と119番通報があった。

埼玉東部消防組合などによると、体育館で体育の授業を受けていた小学4年生21人のうち6人が体調不良を訴え、病院に搬送された」

(引用ここまで)

という記事を掲載していました。

 

 

他のメディア報道もチェックしてみましたが、どうやら原因は、

「害虫駆除の殺虫剤」

のようです。

 

 

この日は、体育館の脇で、樹木の害虫駆除のための消毒作業が行われていたそうです。

おそらく、消毒作業は、外注業者に加須市の教育委員会か不動岡小学校が発注したと思いますが気になるのは「発注作業仕様書」の中身です。

 

 

公立の学校が発注するぐらいですから、「害虫駆除の業務実績がある会社」に発注していることは間違いないでしょう。

また、「公共発注」ですから、「発注条件」も相当明確にされていて、例えば、

◆使用薬剤とその濃度

◆作業時間帯

◆作業現場での安全面などの注意事項

などについても、発注側から業者に明確に要求が文書で出ていたはずです。

 

 

発注条件が明確だったとしたら「運用面の不備」になりますが、業者サイドは、きちんと指示に従っていたか?が検証されるべきでしょう。

また、学校側は、「害虫駆除作業中の生徒の立ち入り範囲を明確にして、管理監督していたかどうか」が検証されるべきでしょう。

 

 

個人的には、害虫駆除作業の効率性や生徒へのリスクを考えたら、登校日でない土日作業にするべきだったのではないかと思います。

加須市のウェブサイトで、この件について、原因と再発防止策を公表して欲しいものだと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ559号より)

 

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