もう12か月ほど前のことですが、新千歳空港から伊丹空港に移動する機会がありました。

その飛行機には、たくさんの園児が搭乗してきました。

中学生や高校生の団体客は、飛行機を利用する際に珍しくないですが、園児の大人数での移動に巡り合わせることは非常に少ないです。

 

 

ふだんなら、園児を見かけると、笑顔が出ますが、確か、その日の私は睡眠不足気味で、「機内ではたっぷり寝て移動しよう」とイメージしていたので、「マジかよ、園児がこんなにたくさんいると、機内は騒がしいだろうなぁ」と少し危惧していました。

 

 

しかし、園児たちとは、搭乗手続きからほぼ一緒でしたが、意外にも、比較的おとなしい。

観察していると、先生たちがうまく園児が騒ぎ出さないようにコントロールしているんですね。

 

 

機内では、後方座席を貸し切り状態でしたが、航空会社は、先に園児を確か載せていましたので、他の乗客との混乱もありませんでした。

なんといっても、私たち一般乗客の大人は、機内持ち込み制限いっぱいの荷物を抱えて乗るので、機内に入ると、荷物入れに荷物を載せる作業で、後続の搭乗者がつかえて、もたつきます。

しかし、園児は手荷物がほとんどなく、小さなバック程度だったので、つかえることなくスムーズに搭乗が進んでいるようでした。

おそらく後方シートの荷物棚はほとんど荷物がなかったでしょう。

 

 

離陸すると、機長さんも園児たちにわかりやすい注意事項と案内をしていました。

確かシートベルトの説明では、「園児の皆さん、遊園地のジェットコースターのように揺れる危険があるので、しっかりシートベルトを締めてください」と説明していた気がします。

また、「飛行高度の説明」では、「飛行機は上空1万フィート、1万フィートとは、富士山3つ分の高さです」と説明していたので、確か、園児たちの歓声があがっていました。

 

 

ちなみに、機長さんの「園児向け」の説明で、「搭乗している園児たち」が「京都府にある寺西幼稚園の園児」だとわかりました。

後日、ネットで調べると、寺西幼稚園は、

◆昭和16 4月開園(1941年)

◆京都山科でもっとも古い歴史のある幼稚園

◆感謝できる心・バランスのとれた心と体の育成、情緒豊かで人間愛のある子を目指している

◆子どもが主体的に遊ぶ、自由保育と表現活動、文字・数を学ぶ知的保育、体力作りに力を入れている

そうです。

 

 

幼稚園就学前の記憶だと、大人になってから、「記憶がほとんどない」ことが多いですが、幼稚園時代の「北海道での体験学習」や「飛行機」の思い出は、園児の心にきっと強い記憶として残るでしょうね。

それにしても、当初の懸念だった「機内での睡眠」ですが、離陸後、園児向けの機長の機内放送を聞いた後、殆ど記憶がないので、爆睡してしまったようで、「無問題(モーマンタイ)」でした。

寺西幼稚園の先生たちのコントロール力(躾け力)にも感服した空の旅でした。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ558号より)

 

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