年間に100泊以上ホテルに泊まる人と雑談をしていて、よく出る「あるある」のひとつに「フロントの受付」があります。
どういうことかというと、ビジネスホテルで、宿泊客がフロントと接触するケースは、
・宿泊カードの記帳
・宿泊料金の精算や領収書の授受
・鍵の受け渡し
・その他、宿泊上の相談や依頼
などがあります。
チェックインする人の「集中する時間帯」にフロントに行くと「すでにチェックインしている人が外出し、鍵を受け取りたいだけ」なのに、チェックイン手続きをする人が行列になっていて、「鍵がなかなか受け取れない」ということがよくあります。
(外出予定で、単に鍵を預けたいだけの時も待たされることがありますね)
最近のホテルは、カードキーになっていて、「外出時もお持ちください」というホテルも多くなりましたが、「鍵を預けるパターン」のホテルの場合は、こうした「プチイライラ」が結構経験することが多く、「ホテルあるある」のひとつになっています。
ホテルによっては、鍵を預ける場合は「キーボックス」のようなものが設置されていて、フロントマンを介さずに「入れるだけ」のところもあります。
しかし、受け取りの場合は、気の利いたフロントなら、チェックイン手続きをする客が目の前にいても、その客に失礼にならないよう一声掛けて、「何号室ですか?」と「鍵の受け取り待ち客」に声を掛けてくれるケースもあります。
ですが、現実には、なかなか、そういうシーンには遭遇しません。
話は変わって、出張先で、携帯の充電が切れると、かなり不便です。
予備バッテリーも一応、持ち歩いていますが、やはり、「ちゃんと充電したい」ので、新幹線のコンセントや喫茶店でコンセントをお借りできる場所を把握していることは、出張族にとってはかなり重要です。
先日、電源が使えるマクドナルドで、携帯の充電をしようとしたら、充電器自体が劣化して接触不良になり、充電しなくなりました。
そこで、すぐにドコモショップを探して訪問しました。
店内には、携帯ケースなどの付属品が「販売コーナー」に陳列されていましたので、スタッフの方に「付属品になりますが、充電器は購入できますか?」とお聞きすると「ありますが、受付番号札をお取りください」と言われました。
つまり、充電器に限らず、携帯ケースやイヤホンなど携帯本体ではなく、付属品を購入するとしても、「携帯本体と紐づきにしなければ買えない」(販売登録)そうなのです。
携帯ショップに行ったことがほとんど人があると思いますが、来店者の多くの目的が、
・携帯購入
・料金プランの変更
・携帯トラブルに関する問い合わせや相談
です。
したがって、スタッフのひとり当たりの接客時間が長く、待ち時間が「30分~1時間」掛かることはざらです。
スタッフさんに念のため「店内に陳列されている携帯ケースを購入したいだけでも、番号札を取って並ばないといけないのですか?」と再確認すると「申し訳ないですがそういうシステムになっています」との回答でした。
「ドコモの販売システム」がそうなっている以上、これ以上、末端のショップでごねても解決しないので、「ドコモ純正品」の充電器購入をあきらめて、電気屋さんに向かいました。
詳しくはわかりませんが、携帯ショップは、手数料収入で成り立っている商売です。
したがって、携帯本体の販売以外の付属品などの売上も「店的には必要」だと思います。
しかし、今の販売システムでは、「付属品購入だけを目的に訪問することは消費者にとって時間的不効率」なのです。
ドコモ的には「付属品は本体購入やトラブル対応で来店された方がついでに買うもの」という考えで、「付属品だけが目的」の人は、「家電量販店に行ってください」というシステムなんでしょう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ557号より)
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