陸上の世界選手権ロンドン大会が8月4日(日本時間5日午前2時40分)に開幕しました。
個人的に毎回世界陸上で注目しているのは、
・男子、女子のマラソン
・男子、女子の1万メートル
・男子4×100リレー
です。
しかし、今回は「世界陸上通じて日本人初の決勝進出」の可能性がある「男子100メートル」に注目して、朝4時に起きてしまいました。
日本人3選手の結果は、ご存知の通りで、「史上初の3選手とも準決勝進出」です。
予選は、全6組に分かれ、「各組3着と各組4着以降の選手のタイム順に6名」が準決勝進出です。
最初に登場したのが、サニブラウン・ハキーム選手で、2組1着(タイムは10秒05)、2番目に登場したのが4組のケンブリッジ飛鳥選手で4着(10秒21)、最後が6組でウサインボルト選手の隣のレーンを走った多田修平選手で4着(10秒19)でした。
準決勝に進出した24名の選手をタイム順に並べると、
・サニブラウン選手 6位タイ
・多田選手 17位
・ケンブリッジ選手 20位
です。
ちなみに、優勝候補のボルト選手は10秒07で8番目、ガトリン選手は、10秒05でサニブラウン選手とタイの6位でした。
世界陸上での男子100メートルの場合、予選、準決勝、決勝と3レースあるので、余力のある選手は、「予選は流す」のが常識なので、予選のタイムはあくまでも参考ですが、素人目戦でも、サニブラウン選手の走りは、余裕があり、走り終わった後のインタビューも18歳とは思えない堂々としたもので、「条件がそろえば準決勝で日本人初の9秒台と決勝進出」を決めてくれる気がしました。
それと、気温が、ロンドンは予想はしていましたが、この時期にしては比較的涼しいようですね。公務員ランナーの川内優輝選手が選手団の主将になり、マスメディアの注目を一身に浴びていますが、その陰に隠れて、男子はMHPの井上大仁選手、女子はスズキACの安藤友香選手が、結果はともかく、中盤までは、「積極的な走り」をしてくれる予感がします。
理由は、ふたりとも「最初から攻めなければ勝負にならない」ことを知っていることと気温が夏としては低いことです。
夏に実施される予世界陸上では、さすがのケニア、エチオピア勢もゴールタイムが男子なら2時間3~4分、女子なら2時間20分のペースは絶対に出しません。
最後は、地力に勝るケニエチ勢がペースアップしてしまうのかもしれないですが、最初から先頭集団にいなくなり、後半落ちてきた選手を拾ってギリギリ8位入賞するぐらいなら、30キロ過ぎまで、ファンがワクワクするようなレースをしてほしいです。
2013年のモスクワ大会マラソン女子でで福士加代子選手が3位に入りましたが、暑さに強い中本健太郎選手、重友梨佐選手、清田真央選手にも頑張ってほしいです。
明日は朝(男子100)から晩(男女マラソン)まで、目が離せない1日(ヒロシマ原爆の日ですね)になりそうです。
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