自民党を離党した豊田真由子衆院議員の「パワハラ」騒動は、全く収まりませんね。
現在、巷では、都議選の「自民党の大敗北」について「THIS IS 敗因」という表現がつかわれています。
「THIS」とはもちろん、「T」は、豊田真由子氏、「H」は萩生田氏副官房長官、「I」は稲田防衛相、「S」は下村元文科相です。
個人的には、「防衛省、自衛隊、防衛大臣として・・・」の憲法無視発言の稲田氏や「大学の許認可権限や官邸の最高レベルの意向」として行政が歪められた疑惑がある萩生田氏や下村氏の方が遥かに「重大疑惑」ですが、マスメディアは「ジャーナリズム」より今の時代は「数字主義」ですから、「パワハラ疑惑の豊田氏」についての報道が多いですね。
そういう私も、本コラムでは、豊田氏を取り上げてしまいますが、2017年7月7日の朝日新聞によれば、豊田氏から暴行を受けたとして、元秘書の50代の男性が7月6日に、埼玉県警に被害届を提出したそうです。
記事によると、
・埼玉県警は傷害容疑などを視野に捜査を進めるとみられている
・元秘書は6月27日に、埼玉県警に被害を申告し、6日に被害届を出した
という。
すでに、「週刊新潮」が報じているように、豊田氏は週刊新潮誌やネット上に公開した文書や音声により、秘書に対して、
「私が受けた痛みがどれだけかわかるか。この野郎」
「頭ぐちゃぐちゃになってひき殺されてみろ」
といった発言やヒールで元秘書をたたいていると思われる音があり、証拠があることから、暴行罪や傷害罪で立件できるのかもしれないです。
仮に、立件される、あるいは書類送検となったとしても、豊田氏の次回選挙での当選は、まずないでしょう。
つまり、政治生命を絶たれた、と見ていいでしょう。
豊田氏は東大法学部を卒業し、厚生労働省のキャリア官僚でしたから、一般的には「エリート」です。
「エリート層」的視点で、豊田氏自身は、「財務省に入れなかった」「東大法学部卒なのに司法試験に合格できなかった」といったコンプレックスを抱いて、「そのコンプレックスを解消できる道」として「国会議員」になったわけですが、その野望は潰えたといえるのかもしれません。
以前、「民主党の偽メール問題」が出たときに、同じく東大出身の元大蔵官僚の永田寿康氏が最終的に、マンションからの飛び降り自殺をしてしまいましたが、豊田氏の精神状態も同じような状況と想像されるわけで、関係者は、細心の注意をはらう必要があると思います。
それにしても、「豊田氏の表舞台での復活」は、まず無理だと思います。
「表の顔と裏の顔が違い過ぎる」ことが「世間からの信頼を完全になくした」といえるでしょう。
週刊新潮の報道では、元秘書たちからの証言として、厚生労働官僚出身なのに、障がい者施設でもらった手作りお菓子は「何が入っているかわからない」といって一切食べなかったといいます。
また、秘書を召使のように使い「自分以外はみんなバカ」という思想を思いっきり出して、世間に知れ渡ってしまったので、政治家以外の仕事、例えば、政治評論家、大学教授、シンクタンクといった世界からもお呼びはかからないでしょう。
私が仕事やプライベートで関係する「東大出身者」の中にも本音では、「自分以外はみんなバカ」と思っているだろうと想像される人はたくさんいます。
しかし、それを表に出さないよう、うまくふるまっています。
豊田氏の場合は、「音声データ」により表に本音と本性が出てしまったのは、人生において致命的で、私が彼女だったとしたら、「八方ふさがり」で、打開策が容易に見つかりません。
ただ、人によっては、政治家の大半は、豊田氏のように、秘書を奴隷や召使のようにこき使い、癇癪もちで、幼児性が強い人ばかりだとも聞きます。
その他にも、最近は「政治家の資質」が問われるニュースが多すぎます。
つまり、「政治家として適していない人が政治家になり、政治をつかさどっている」わけです。
これを、「政治家個人の問題」と片付けてしまうのは簡単ですが、「選挙制度」「秘書制度」「候補者公募制度」などにも改善要因があるとして「仕組みの見直し」をしていくことも必要なのでしょう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ549号より)
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