マネジメントシステム規格の2015年版が発行されて1年以上が経過しました。

しかし、企業担当者の方にお聞きすると、実際の事業そのものにどのように適用させていけばいいか、また、内部監査で、どうやって2015年版でとりわけ変化のあった事項を適切にチェックするためにはどうしたらいいのか、という悩みは多いようです。

 

 

2015年版の変更箇所はいろいろありますが、組織の内部、外部の課題やリスク及び機会の部分について、「監査の視点」を少しだけ挙げておきたいと思います。

 

 

【組織の内部、外部の課題】

Q)組織で抽出された課題の適切性はどのように判断すればよいでしょうか?

QMSの意図した目標の達成と戦略的方向に沿った課題になっているかどうか確認する

 

 

Q)組織が特定した課題に対し、内部監査ではどのように監査すればよいでしょうか?

⇒以下の点を確認する

1)課題と利害関係者のニーズを考慮し、具体的なリスク・機会を明確にし、マネジメントシステムの計画に展開しているか

2)マネジメントレビューで課題の見直しが行われているか

 

 

【リスク及び機会】

Q)リスク及び機会について、内部監査はどのようにすればよいでしょうか

⇒以下の点を確認する

1)リスク・機会を特定するプロセスを確認し、組織の課題及び利害関係者のニーズが考慮されているか

2)特定されたリスク・機会に対する取組みを計画し、マネジメントシステムの計画に組み込まれているか

3)取組みの有効性を評価する方法を決定しているか

4)決定した評価方法に基づき、実施してるか

評価結果がよくない場合には、

5)取組み内容の見直し、改善

6)リスク・機会を特定するプロセスの見直し・改善

 

 

組織の状況(内部、外部の課題)と利害関係者のニーズ・期待、リスク及び機会に関しては、これらを多かれ少なかれ企業は考慮して、経営方針や事業計画を作成している。

マネジメントシステム規格の2015年版は、これらを作成する上での「概念整理とやるべきプロセスの抜け漏れチェック」に使用できるので、内部監査だけでなく、マネジメントシステム構築上も上記を考慮して再構築するのが肝要です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ512号より)

 

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