外資系企業と聞くと、多くの日本人のイメージは「実力主義」という印象がある。

したがって、外資系企業の役員や幹部になった方といえば、なんとなく「ディベート力に優れている」、「がんがん積極的に意見を主張する」というイメージがある。

 

 

しかし、実際に折衝ごとがあって、話しをすると「聴く力」(傾聴力)が優れているなぁ、と感じる。

折衝力に長けている人は、がんがん主張する、ということはなく、相手の話をよく聞く。

つまり、相手の話をよく聞き、相手の情報や気持ちを引き出しています。

相手の立場に立って見れば、自分の話をよく聞いてくれる人、理解してくれる人に心を開き、信頼するというのは、当然かもしれません。

 

 

ただ音を聞き、話しを聞き流すのは「聞く」ですが、相手の話に共感しながら積極的に耳を傾け

る、つまり、「聴く」ことが「良い聞き手」のポイントです。

 

 

よい聞き手となるポイントを以下に挙げてみます。

1)時間をとること

→効果的な会話には時間が掛かる

2)相手を尊重すること

3)話しやすい環境をつくること

4)さえぎらずに最後まで聞くこと

5)判断しないこと

→「でも、しかし」は禁句

6)客観的になること

7)自分が理解しているかどうかを時々確認すること

→例:こう理解しましたが、おっしゃっていることはそういう意味でしょうか?

8)肯定的なノンバーバルメッセージを出すこと

→表情、ジェスチャー、姿勢

9)沈黙を大切にすること

→沈黙を活用すれば、沈黙を埋めるために本音が出ることもある 話し手に考えをまとめる時間を与える

 

 

折衝力に高い人は、長時間の交渉ごとであれば、ひとつの話題が終わった時、短い打ち合わせであれば、その打ち合わせをまとめる時に、俗に言う「PREP話法」を用いています。

意識的なのか、自然と身に付いているのかはわかりませんが、「おっ、ちゃんと話を理解してくれているじゃないか」と「相手に信頼感を与える」意味においても、「自分の考えを整理する」という意味においても、会得しておくべき「話し方(説得)」の技術といえます。

 

 

PREP話法は、

PPoint(結論)

RReason(理由)

EExample(事例、具体例)

PPoint(結論を繰り返す)

の流れで話すことです。

まず、結論を述べ、次にその理由を述べ、そして事例や具体例を挙げて説明し、最後にもう一度、結論を述べ締める

 

 

この話し方は、わかりやすく、説得力のある会話をするためにとても便利なので、日常会話の中でも、友達の相談事を聞くときなどのシーンで活用すると相手の信頼感アップにつながる。

ぜひ、身につけたいスキルですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ513号より

 

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