2017420日付の産経新聞によると、「サントリーと日清が共同配送をスタート」させるそうです。

 

 

記事によると(以下、引用編集)

◆サントリーホールディングスと日清食品は、北海道の帯広地区で酒類や清涼飲料とカップ麺を、6月中旬からトラックで共同配送すると発表した

 

◆トラックの運転手不足が深刻化するなか、物流コストと二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる

 

◆ビール会社が共同配送に取り組む例などはあるが、飲料と食品という異業種がタッグを組むのは珍しい

 

◆共同配送により、CO2排出量を両社合計で年間約50トン削減できると試算する

 

◆両社は効果などを見極めた上で、北海道以外でも共同配送を検討する

 

◆(この)共同配送は、サントリーの物流倉庫(千歳市)でビールなどの酒類や清涼飲料を積載したトラックが、日清食品の物流倉庫(恵庭市)に立ち寄り、カップ麺を混載する

 

◆その後、帯広地区の卸売りや小売店の配送センターに共同で運ぶ

(引用、ここまで)

 

という仕組みになるようです。

 

 

記事にもあるように、私も仕事を通じて経験しましたが、ビール業界では、サッポロ、アサヒ、キリンやアサヒとキリンの共同配送というのは、もう10年以上前からよく目にしてきました。

このような共同配送は、物流コスト削減にもなりますし、なんといっても、今の時代は「環境にやさしい」をキーワードに組織運営しないと社会的信用が得られない時代ですから、こうした取り組みはニュースにもなり、企業イメージも高まります。

 

 

今回のケースは、「異業種では珍しい」と報じられていますが、ビールをはじめとした飲料とカップ麺は、卸売り業者や小売業者はほぼ同じなので、「飲料と衣類」というような異業種ではないので、比較的、タッグを組むのは難しくないでしょう。

 

 

しかも、飲料もカップ麺も外装箱は、ある程度種類数が決まった定型的な段ボール箱ですから、倉庫から出荷し、卸売業者で荷下ろしする際のオペレーションも、多少の混乱はあると思いますが、徐々に確立して両社にメリットが出るでしょう。

 

 

これが、例えば、同じ業種でも「住宅用建材」になると、共同配送は、かなり大変です。

荷物が1種類の形状ならいいのですが、住宅用建材は、便器や風呂桶、キッチンの流し台やレンジフードなど形状がさまざまなので、トラック手配など輸送管理が相当難しくなるはずです。

 

 

今回の共同配送は、「積込、荷下ろし」という観点では、効率的になると思いますが、荷物の重量や形状、破損など取り扱い上の管理もそれなりに変わってくるので、担当する物流業者の初期段階での混乱はあるでしょうね。

しかも、北海道ですから、冬場の輸送条件は夏場想定とはかなり輸送管理面で違ってきますし。今後の動向に注目したいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ538号より)

 

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