「井の中の蛙、大海を知らず」
とは、「他に広い世界のあることを知らずに、自分のまわりの狭い範囲だけでものを考えていること」の例えとして有名です。
このたとえ話に関連するニュースを2017年5月4日のネットニュースで見つけました。
ニュースになっていたのは、「日本人で知っている人の名前を1人挙げてください。現在、存命中かどうかは問いません」という質問を公益財団法人新聞通信調査会が今年の2月に、アメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国、タイの6カ国で実施したそうです。
主な結果(アメリカ、フランス、タイ(親日国))を下記に引用してみたいと思います。
《アメリカ》
1位:安倍晋三(80人)
2位:昭和天皇(55人)
3位:イチロー(11人)
3位:明仁(今上)天皇(11人)
3位:オノ・ヨーコ(11人)
6位:山本五十六(7人)
6位:福田康夫(7人)
8位:黒澤明(6人)
8位:宮崎駿(6人)
10位:東条英機(5人)
アメリカの結果は、なんとなく納得ですね。
特に、映像分野のクロサワ、ミヤザキハヤオのランクインは、「だよね」とうなづけます。
ただ、ハリウッドスターの渡辺謙さん、世界進出しているドリカムや宇多田ヒカルさんは、まだまだ知られていないんですね。
スキヤキソング(上を向いて歩こう)もメロディーは知られていても、「坂本九」は出てこないんでしょうね。
《フランス》
1位:昭和天皇(93人)
2位:安倍晋三(37人)
3位:ナルト(漫画「ナルト」、18人)
4位:宮崎駿(16人)
5位:オノ・ヨーコ(15人)
5位:天皇(15人)
7位:黒澤明(13人)
8位:鳥山明(10人)
8位:ピカチュウ/ポケモン(10人)
10位:錦織圭(9人)
フランスでは、日本のアニメが輸入されているそうなので、ナルトや鳥山明さんがランクインするのは納得ですね。
ただ、フランスと言ったらフランス政府から「レジオン・ドヌール勲章」を授与されている「世界のキタノ」じゃないかと思いましたが、そうでもないことにびっくりです。
まだまだ、「クロサワ」の方が知名度があるんですね。
《タイ》
1位:安倍晋三(178人)
2位:ドラえもん(111人)
3位:天皇(59人)
4位:明仁(今上)天皇(50人)
5位:小澤マリア(Miyabi)20人
6位:小堀(タイの小説「クーカム」登場人物)17人
7位:X JAPAN(16人)
7位:深田恭子(16人)
9位:野比のび太(ドラえもん、14人)
10位:蒼井そら(13人)
やはり、タイでもアニメの影響力は強いですね。
また、セクシー女優の小澤マリアさん、蒼井そらさんに関しては、正規版よりネットを通じての海賊版が出回っているのかもしれないですね。
この結果を通して感じたのは、月並みですが、日本では著名なタレントも海外では、全くの無名ということです。
例えば、よくジャニーズやEXILEが、中国や韓国、東南アジアでコンサートツアーをやり、成功していると日本では報道されていますが、それらの国々での影響力や浸透力はそれほどでもない、ということです。
こうなると、東京五輪の演出家や登場させる著名人、アーティストは誰になるんだろう?と思います。
日本で著名な人を出しても、世界的には、全くの無名、ということは明らかです。
話は少しそれますが、私は、仕事で、東京キー局以外のローカル番組が放映される地域に長逗留します。
ローカルテレビを見ていると、自分の中では当たり前のような存在のローカルタレントさんは、当然、放映されていない地域で、うっかりある地域で超有名なローカルタレントの話題を出しても「その人誰??」となります。
つまり、当たり前ですが、日本で超有名なタレントやアーティストであっても、あくまでも「国内に限った話」なんですよね。
タレントではないですが「金ちゃんヌードル」もそうです。
「金ちゃんヌードル」といえば、徳島製粉が製造する有名なカップ麺ですが、商圏としては西日本。
要は、東日本の人にとっては「それ何?」なのです。
「知名度のある日本人」は、やはり歴史上の人物か、時の首相(安倍首相が有名なのは、従来の首相と違って長期政権だからでしょう)、あるいはアニメの架空の登場人物ぐらいで、円安の影響やビザが必要なくなったりして、日本への外国人観光客は増えていますが、「日本には関心があっても日本人には関心がない」ということなのでしょうね。
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