書き始めて12年目になるブログ「自分を変える“気づき”ロジカルシンキングのすすめ」のテーマは、まさにブログタイトル通りで「自分を変える」=「なりたい自分になる」ことにあります。

 

 

「なりたい自分になる」方法としては、「なりたい自分を想像する」とか「鏡の法則」とか「言霊の法則」といわれる「自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分の中にある」という考えによるものが主流ではないかと思います。

私も、この考えには、基本的に賛同です。

 

 

では「自分の中にある問題の原因は何か」は、どうやったら認識できるのでしょう。

他人に指摘されて素直に直す、というのも「あり」かもしれません。

また、「悔しい」「負けない」「歯を食いしばって頑張る」という「根性論や精神論」も「あり」だとは思います。

しかし、成功するしないにかかわらず「自分自身で納得する行動」でないかぎり「モチベーション」は上がらないでしょう。

また「信じて頑張る」にしても「自分自身の中での説明ができる裏付け」は必要でしょう。

 

 

そうなると「感覚的な行動」より「筋道を立てて物事を考えたうえでの行動」の方が「継続的に頑張れる」でしょうし、うまくいかなかった場合も「たどった筋道を再考して修正する」ことが容易です。

つまり「思い付き的な気づき」も大成功につながることもありますが、筋道を立てて物事を考えることで生まれた「気づき」の方がより着実に、「自分を変えることができる」と考えたのです。

 

 

さて、話題は変わって、「アドラーの言葉(なりたい自分になるための心得)」についてです。

アドラーはいろいろな名言を残していますが、私が小学校のころ「そうだよなぁ」と納得している言葉のひとつがあります。

それは、

「馬を水飲み場へ連れていくことはできる。

 しかし、

 馬に水を飲ませることはできない」

という言葉です。

 

 

これは、

・他人がしてあげられるのは、環境を与えるまで

・親や教師や先輩、上司はフォローすることはできても、「水を飲む」のは自分である

・人に教える際に大事なのは、相手が自分で課題に取り組めるようにすること

・手取り足取りすべてをやるのは本人のためにならない

ということだと思います。

 

 

私のビジネスとしての「仕事」はコンサルタントなので、

「本人(企業の人々)をやる気にさせる」

「考え方や方法論をアドバイスする」

のが役目です。

年齢的にも、「年長者」の部類に入りましたし、プライベートの世界でも、冷静に物事を捉え、ロジカルに考えることで問題解決への「気づき」を促せるような役割を果たすことができれば本望ですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ531号より)

 

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