先日、「会社関係の口座引き落とし」の整理の話をしました。

少し関連する話ですが、創業時は、一応「事業計画書」っぽいものを作成し、ビジネスプランを自分なりには練っていました。

実際、売り上げベースでみれば、創業時の事業は事業計画以上に順調でした。

 

 

しかし、独立すると順調な時ほど、「今後に対する不安」がよぎります。

そこで、余裕資金もあったことから、「本業とは直接関連がないが、うまく連携させれば事業になり得る」と思われた事業をいくつか選定し、テストケースとして「お試し新規事業」としてやってみました。

 

 

フランチャイズや代理店契約を含め、いくつかの新規事業に手を出しましたが、なかなかものにならなかったですね。

コンサルティング、セミナー、講演会、監査といった業務内容比率は事業とともに大きく変化していますが、月並みですが「餅は餅屋」で片手間で新規ビジネスを「プロ」といえるほどのものにするのは難しかったです。

 

 

新規事業のうち、自動的に契約が切れるものもありましたが、いくつかは、解約時に提出書類が必要で、その書類を探したり、解約申請書類を記載したりする手間を避けて「契約したまま」というビジネスもあり、冷静に考えれば「業務をする可能性も意欲もないのにもったいないお金を垂れ流していた」ものもありました。

 

 

さて、前置きはここまでにして本題ですが、それらの契約書類を探しているときに、事務所の書類棚から10数枚の「エクスパック」を発見してしまいました。

ご存知のように、現在は「レターパック」ですね。

以前、使用期限を過ぎて使えなくなった「エクスパック」で、郵便物を出したことがありましたが、まだ、その「生き残り」があったのです。

 

 

「レターパック」は、現在、「510円」ですが、「500円」表記のものも「差額の10円切手を添付」すれば使用できます。

しかし、「エクスパックは、現在使用できません。

使用できないエクスパックは、詳細は後述しますが、ゆうゆう窓口で、切手等と交換ができます。

 

 

日本郵便としては、「エクスパック」について、3種類に区分しています。

それは、日本郵政公社時代の「試行エクスパック」「旧エクスパック」と郵便事業株式会社時代の「新エクスパック」の3つです。

 

 

私が事務所から「発掘」したエクスパックは「旧エクスパック」と「新エクスパック」です。

このうち、「旧エクスパック」は、「切手類との交換」ができます。

「新エクスパック」は、口座振込または切手類との交換が可能です。

 

 

旧エクスパックは「2枚」なので、金額ベースで1000円。

1000円分なら、切手に交換しても問題なしです。

問題は「新エクスパック」です。

こちらは、10数枚あり、金額ベースで5000円以上。

これを切手に交換するのは、ちょっと額が多いので、「口座振込」をお願いしました。

 

 

手続きは、切手等の交換も口座振込も住所、氏名、切手の種類と枚数、銀行口座などを記入する書式に記載するだけなので、5分もあれば終わります。

切手は、「その場渡し」なので、その場で双方が記載した書類で要求した交換内容と現物を確認をすれば問題なしです。

 

 

しかし、口座振替は、担当の方の説明だと「2~3週間後になります」とのことで、「何も」渡されません。

こちらは、「振替口座の書類」を記載していますが、仮に「振り込まれなかった場合、問い合わせすることも、問い合わせする際にエクスパック何枚分の口座振替依頼したのか」も不明です。

そこで、私は「お金が振り込まれるまでは、有価証券を預けているんだから、預け渡し証のようなものはもらえないんですか?」と尋ねました。

けれども、当然、答えは「そのようなものはありません」とのこと。

ただ、「お客様の主張はもっともなので、調べてきます」と言って10数分各所に連絡をされていましたが、「降参」になってしまったようで、「ご満足いただく回答は不勉強でわかりませんでした」とおっしゃる。

そこで、私も「1万、2万の話じゃないので、預け渡し証がないなら、先ほど記入した書類のコピーでもいいので、もらえませんか」と妥協案を提示すると、「何の証拠にもなりませんが、こちらなら大丈夫だと思うので、確認を取ってコピーしてきます」とおっしゃれました。

 

 

担当の方に「過去に、このようなことを質問されたことはないですか?」と聞くと「たいていは切手に交換されるし、振込の場合も、お客様に言われるまでそのような申し出はなかった」といわれました。

別に、難しいことを要求しているわけではなく、「有価証券を返金してもらうために預けたのだからその証がほしい」というだけなんですけどね。

郵便物だって、ゆうパックなら、送付先が複写になっていて、発信者には、宛先に荷物が届くまで、控えがあり有効ですから、同じ理屈なんですけどね~。

 

 

日本郵便のウェブサイトから問い合わせをしたら、回答はあるのだろうか?

以前、質問した際には、「回答を打ち切ります」との連絡もないまま、一方的に、こちらの質問に最後まで返答しませんでしたからね。

 

 

おまけの話ですが、切手交換の際に「特殊切手(記念切手)に交換できませんか?」と聞いたところ「できない」との回答でした。

こちらは、こだわる話でないので、了解しました、と答え、「特殊切手に交換できない根拠はウェブサイトのどこに書いてありますか?」と聞くと「書き損じはがき・切手の交換」を教えてくれました。

しかし、確認すると、このケースは「書き損じ」のケースで、エクスパックのように「運営会社の事情」で使用できなくなった例を適用するのかは不明です。

このあたりも、日本郵便に問い合わせ確認してみようかなぁ、と思います。

果たして、誠実な回答があるのか、疑問ですが。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ528号より)

 

【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ
7
つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/

【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)