出張先のホテルでテレビCMを見ていたら産業・家庭用ガス専門商社の岩谷産業が販売した電子レンジの無償修理のお知らせが流れていました。
このCMは、以前は、全国的に流れていた気がしましたが、最近は見かけないなぁ、と思ってネットで「いつ製造販売された電子レンジ」なのかを調べてみました。
岩谷産業のウェブサイトでは、
ホーム>お客さまサポート>製品に関する重要なお知らせ
にこれまでに発表された製品回収や注意喚起などのお知らせが一覧になっていました。
http://www.i-cg.jp/support/important/
このページの中に
「イワタニ単機能電子レンジ IM-574・574S / IM-575・575Sをご愛用の皆様へ、 無償点検・修理についてのお詫びとお願い」
というお知らせがあります。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/top_info/detail.php?idx=8
このお知らせでは、
「1997年(平成9年)3月から2000年(平成12年)10月にかけて株式会社千石にて製造し、 弊社にて販売いたしました単機能電子レンジ4機種につきまして、極めてまれではありますが、 使用中にマイクロスイッチの不具合により、最悪の場合発煙・発火の恐れがあることが判明いたしました」
と記載されています。
この「重要なお知らせ」が発表されたのが「2003年9月2日」ですから、製造・販売されてから約20年~16年半前、不具合がわかって公表してから約13年半も経過している製品ですが、いまだに「テレビCM」によって、消費者に無償修理を呼び掛けているのです。
製造物責任法(PL法)では、「損害賠償請求できるのは、製造物を引き渡した時から10年」となっていますので、素人判断ですが、電子レンジが発煙・発火したとしても、法律的にはユーザーはメーカーに損害賠償請求できないのでしょう。
しかし、岩谷産業としては、おそらく、「販売数量」「現在も使用しているだろうと思われる台数」「発煙・発火による消費者の事故の可能性」「事故発生後の会社の評判と倫理上の措置の必要性」といったことを鑑みて、高額な「テレビCM」を使用して、消費者へ注意を呼び掛けているのでしょう。
それにしても、製造物を販売することで利潤を得るビジネスは、大変ですね。
こんなにも長期間、製造した製品について責任を追わなければならないのですから。
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