先日、馴染みの出版会社の社長さんから連絡があった。
お互いの近況に関する雑談となりましたが、社長曰く、ご多分に漏れず、新刊本の売れ行きは厳しいという。
冬狐洞隆也氏によれば、出版不況の原因は、以下の7つに集約されるという。
1)日本人の人口構成比率の変化・少子化と生産年齢人口の減少
2)インターネット・スマートフォン・タブレットの普及
3) 図書館・新古書店の利用拡大
4) 消費者の情報収集手段の多様化と情報の階層化
5) 時間・お金の使い方の変化
6) 所得の実質的な減少と格差社会の2極化
7) 情報源や娯楽としての出版物の価値の低下
知り合いの出版社社長も、冬狐氏と同じような見解で、インターネットの普及や情報収集手段の多様化などを挙げていました。
日本経済は、人口ボーナスの影響もあり、努力すれば成功する、ものを作れば売れる、といった右肩上がりの消費経済によって急成長しました。
しかし、ここ20年は、実質成長はほとんどなく、頑張っても報われない先行き不安な時代だから、逆に「非科学的」といわれる占い、風水、パワースポット、引き寄せの法則といった系統の書籍は、企画次第では人気が出るそうです。
また、こうした作品の作家さんとの交流イベントやセミナー開催は、人気が高いそうで、今後の方向性としては、本業の「紙の出版」だけでなく、こうしたイベント開催にもシフトして事業展開を考えているということでした。
私が最初の出版をした2007年当時は、無名のコンサルタントが業務経験から得たノウハウを一般化し、ビジネス書として企画すれば、出版社も乗り気でしたし、実際、発刊すれば、そこそこのヒットにつながる時代でした。
しかし、今では、この手のビジネス書は氾濫し、強力な出版プロデューサー経由でなければ、出版社の担当者とも会えない、という時代です。
なかなか出版は難しい時代ですが、戦略を練り直して、いつの日か、を夢見ようと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ525号より)
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