2017年1月10日に、日本とフランスの研究チームが、「ヤクシマザルとヤクシカ」が交尾する研究を専門誌に掲載し、各メディアがそのことについて報道している。
ネットニュースでもかなり話題になったので、画像だけでなく、動画も、ユーチューブでチェックしてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=ziSo_DOOmPQ
映像を見ると、確かに、オス猿がシカの背中に乗り、腰を動かしている。
また、まわりにいる他のサルを交尾するために追い払うような仕草もしている。
シカ自体は、研究チームが観察用にマーキングしているのか首輪をしており、サルに乗られてもあまり嫌がるそぶりはない。
日本とフランスの研究チームの論文では、交尾をする理由として、
◆繁殖期に交尾相手を見つけられなかった
◆ホルモンが増加したことが引き金になった
と説明しているらしい。
情報番組「とくダネ!」では、2014年に南アフリカでオットセイがペンギンと交尾を試みようとしている映像が撮影されているという。
1977年の第30回カンヌ国際映画祭で最優秀作品であるパルムドールを受賞した『父 パードレ・パドローネ』という作品では、イタリアのサルデーニャ島の牧童が日常的にヒツジに対して獣姦をしていたことが紹介されている。
ただ、生物学的には、遺伝子構造の違いから受精することはないという。
前述のサルデーニャ島の慣習もそうであるが、日本の南極観測隊もかつてはペンギンを相手にしていたといわれている。
サルとシカのケースは、人間だけでなく、サルもはけ口として同種族以外とすることがあるという事例なのだろう。
しかし、もともとの生物界にはあり得ない行為があらたな病原菌を世の中に発生する要因とも一説には言われている。
人間にも及ぶ病原菌が新たに生まれないことを願いたい。
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