当たり前ですが、師走に入ると、時間が経過するのがあっという間ですね。
12月の1週目あたりは「まだ3週間ある」と余裕を持っていますが、忘年会が入り、仕事関係のあいさつ回りがあり、3月決算の中小企業から、予算上の都合で、1~2月に予定外の仕事が入りその打ち合わせに出掛けたり、精神的に年越しするのが嫌なのでたまっている報告書類をまとめたり、年賀状作成や大掃除があったり。。。と2週目ぐらいから急に「やることが急激に増加」してしまうからでしょう。
若いころは、この状況に加えて、クリスマス前後の関連イベントや年末年始休暇を利用しての仲間とのスキーや旅行があったから、今考えると「よくもそんなバイタリティがあったよなぁ」と思えるぐらい、12月の行動力と経済力は半端なく、我ながら感心してしまいます。
最近は、腰痛や視力の衰えなど体力的な故障もあり、すっかりのんびりしたお正月を過ごすのが「定番」となって、紅白歌合戦やニューイヤー駅伝、箱根駅伝を現地に行くことなく、テレビでまったり視聴しています。
こういうあわただしい時期は、世間もなんだか、いつもよりイラついている気がします。
私は、仕事柄、移動時の荷物が多いので、他の乗客のご迷惑にならないよう&車内トラブルに巻き込まれないよう、できるだけ列車は「特急の座席指定」や「普通列車のグリーン車」を利用します。
混雑時に荷物が大きいと明らかに迷惑そうな顔をする人は多いですし、また、下手をすると痴漢扱いされそうなぐらい荷物がぶつかったりしますので、それを避ける対策です。
普通車のグリーン車は、サラリーマン時代だと「ゼイタク品」でしたが、リスクを考慮して利用することが多いです。
余談ですが、かなり昔のJRの普通列車のグリーン車は、「定期乗車券では乗れません(グリーン料金に加えて普通乗車券が必要だった)」という時代があり、楽勝で座れましたが、いまは定期乗車券でも乗れることから、通勤時間帯は座れないことがかなりあります。
今週、普通列車のグリーン車に、乗車したら、30代前半と思われるお母さんと3人の子供(たぶん、一番上の子でも小学校1~2年生ぐらい)連れの親子が乗ってきました。
たいてい、このようなケースは「間違ってグリーン車に乗ってしまった」ケースが多いのですが、どうやら「奮発してグリーン車を利用した」ようです。
確かに、普通車両は、ぎゅうぎゅう詰めではありませんでしたが、そこそこ混雑していて、「3人の小さい子供を連れての移動はしんどい」と考えて子供を座らせて置けるグリーン車を利用したようです。
一番下の2歳ぐらいの子供は、泣いてはいませんでしたが嬌声をあげるし、5歳ぐらいの子供は、大音量で、携帯ゲーム機でゲームをするし、一番上の小学生は、おとなしくマンガ本を呼んでいたな、と思ったら「おしっこがしたい」と言い出すので、お母さんは、まわりの乗客に気を回しながら、子供たちにもしつけをして叱っているので、本当に多忙です。
お母さんはトイレの位置がわからなかったようなので、私がその小学生に、「この列車のトイレはひとつしかなくて、この隣の車両だよ」と案内しました。
お母さんには感謝されましたが、子供には、まだ「知らない人にありがとうございます」という発想が無いようでしたが(笑)、小さい子供を連れての年末の移動は決死の覚悟ともいえ、大変だなぁ、とほほえましく眺めていました。
年齢を重ね、「学生がお年寄りに席を譲る」行為や「公衆の面前できちんとこどもをしつけて奮闘しているお母さん」を見かけると、しみじみとしたほっこりする気持ちで捉えられるようになりました。
しかし、まだまだこの時期、「イラッとする行為」があります。
それは、鉄道の自動改札や空港の搭乗ゲートで「スマホ利用者の不具合による不通過」です。
先日経験したのは、「スマホの電池切れとバーコード画面が読み込めない」というケースでした。
鉄道や航空各社の発想は「利用者の利便性向上」と「印刷用紙の節約とエコ」ということだと思いますが、まわりへの迷惑を考えたら、利用者も万全の体制をとって利用して欲しいなぁ、と少し「イラッと」しながら感じた次第です。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ522号より)
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