先週、四ツ谷にあるメキシコ料理を友人たちと食べに行きました。

ひとりは、「辛い食べ物は得意で大好き、でも、メキシコ料理は初」というアラサーの女子、もうひとりは「ビールが大好き。メキシコ料理屋さん界隈の大学を約25年前に卒業した」というアラフィフの男子です。

 

 

アラフィフの男子は、そのメキシコ料理屋さんがある商店街は「庭」だそうで、学生時代はよく飲んだくれていたそうです。

しかし、当時もあったメキシコ料理屋さんの記憶はない、ということで、しばらく来ていない間にお店はずいぶん入れ替わったなぁ、と印象を漏らしていました。

 

 

アラサー女子は、「初メキシコ料理&初四ツ谷」だそうで、待ち合わせ時間の少し前に「四ツ谷界隈を探検」していたそうです。

3週間前には、「初の生富士山」眺め、今回は「初四ツ谷」、来月には「初鹿児島」が予定されているそうで、なかなか、活動的です。

 

 

さて、メキシコ料理ですが、遅めのランチ時間帯でしたが、みなお腹が空いているということで、

◇セビッチェ

◇カラアゲパプリカ

◇チョリソ

◇ヒキニクタコス

◇ビーフタコス

とビールなどを注文しました。

 

 

ここまでは、ふたりの友人は「思ったより辛くないですね」と予想外ながらも満足そうに食べていました。

「もうちょっと、いや、相当辛いものを話のタネとして食べてみますか?」

と聞くとお二人とも頷くので(笑)そこで、例のものとココナッツアイスを、おもむろに注文しました。

「例のもの」とは「ハバネロの肉詰め」です。

 

 

アラサー女子が「ココナッツアイスはどうして頼んだんですか?」と聞くので、「辛さを和らげるためだよ~」と回答。

お店に人によると、ハバネロの辛さは、水を飲むと逆に辛さが増幅するので、牛乳やヨーグルト、アイスクリームがいいそうなんです。

私は、単純に「ココナッツアイス」を食べたいだけですが。

 

 

しばらくすると、ハバネロの肉詰めが来ました。

私は、通算で10回以上食べていますが、見ただけで「辛そう」という雰囲気が伝わる食べ物です。

肉詰めは、全部で10個あり、アラフィフ男子は「ゼロ個でもいいけど」というのですが、無理矢理「1個」をお皿に取らせ、アラサー女子には「4個は食べてね、私が残りの5個は食べるから」というと、「任しておいてください!」と自信満々!!

 

 

しかし、アラサー女子は、1個食べ、・・・「あっ、おいしいですね、意外と辛くない。。。」と言った30秒後に「ヤバいですこれ・・・痛い、口の中がヒリヒリします」と言い出し、2つ目は少しかじって、終了~。

アラフィフ男子は、肉詰めを舐めただけで、汗がだらだら状態で、終了~。

結局、残りの7個は、私が「完食」です。

 

 

毎回、友達とこれを食べて思いますが、「辛さに強い」と言っている友達でも、せいぜい2個が限界です。

中には、口に入れて、噛んだ後、あまりの痛さに肉詰めを吐き出す人もふつうです。

しかし、私は、やせ我慢ではなく、全く問題なし。

どうやら、ハバネロ系の辛さには、「先天的な体質的に耐性がある」ようなんです。

 

 

自分の親兄弟親戚を見渡しても、どちらかというと家系的に「辛い食べ物は苦手」です。

そのため、私自身は、大学に入るまで、いわゆる「激辛系」食べ物を食べたことがありませんでした。

大学の先輩に連れていってもらって食べた激辛カレーを、ほとんど汗ひとつかかずに食べることができ、一緒に食べた同期は、みんなギブアップしていて、それを見て初めて「自分の隠されていた体質」を知った次第です。

 

 

ハバネロの肉詰めを食べるたびに「先天的体質はほとんど鍛えようがない」と実感します。

辛いものが苦手で、体質的に、食べたら汗が止まらず、口の中や胃腸が痛み苦しむ人は、どう頑張っても、多少は改善されるとしても、私に要にもともと激辛系の耐性がある人間のように、ふつうに食べることはまず無理です。

 

 

ランニングの話になってしまいますが、「暑さに強い」「寒さに強い」というその日の気温や湿度によって結果が大きく左右される「自分の得意とする気象条件」があります。

「暑さ対策は、サウナに入って鍛える」とか「真夏に30キロ走する」など半ば根性論で「練習を積めば体質は変えられる」的な指導をされる方がいます。

食事改善、肉体改造など科学的トレーニングで、多少の「暑さ(寒さ)耐性」は高まると思いますが、根本的には、個人がもともと持つ体質的特性で決まる部分が大部分だと思います。

 

 

これはランニングの話ですが、スポーツ全般が「もともとの肉体的特性要素」がパフォーマンスに大きく影響します。

ビジネスの世界では、先天的な能力要素はスポーツよりは低いですが、それでも後天的努力では高いパフォーマンスを出すことが難しい部分はあります。

つまり、自分の先天的な特長を知り、後天的努力で補える部分とそうでない部分を理解し、どこで勝負するのが一番メリットがあるか、ストレスがたまらない人生が過ごせるか、といった人生設計を立てる上で必要なんじゃないかな、といまさらながら思います。

 

 

ちなみに、私は、人生を振り返ると、プライベートも仕事も「王道」といわれるものよりも「スキマ」や「奥の細道」的なものをいつしか(知らず知らずのうちに)選択してきた気がします。

でも、今の趣味(ランニング)だけは、王道を選んでしまいました。

ランニングは、競技(趣味)人口は多いメジャースポーツだし、私は肉体的に長距離向きではないです。

そして、中心に取り組んでいるのは、ランニングの中でも社会人が好きな王道であるフルマラソン。

いい結果を求めるなら、まだまだ人口が比較的少ないトレイルとかウルトラとかマラニックとかランニングの中でも新興性が強い分野を選ぶべきでしょう。

 

 

「王道」を選ぶと、「一番」や「トップグループ」には、絶対になれないですが、「上位グループ」に入れた時や「自分の目標が達成できた」時は、自己満足ですが精神的な「達成感」は半端ないですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ521号より)

 

 

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