20161224日、25日に札幌で開催が予定されていた「三代目J Soul Brothers」の公演が中止となった。

公演中止は、ユニット「ピーケーシーズ(PKCZ)」のメンバーであるEXILEMAKIDAIさんやm-floVERBALさんが函館から札幌への移動中に車両接触事故に遭遇し、出演できなくなったためだ。

 

 

車両事故のニュースを聞いたときに「なんで、函館から札幌に車で向かっているのだろう」と思いましたが、よく考えれば、「大雪により飛行機が新千歳に飛ばなかった」ことで「新幹線で新函館まで移動」されたんですね。

 

 

私は、札幌と内地を行き来して仕事をしているので、冬場は、飛行機トラブルが3~4回は必ずあります。

羽田⇔新千歳便は、大手キャリアは便数が多いので、新千歳空港が「まるまる1日封鎖」とならない限り、時間は掛かってもなんとか後続の便に振り替えがたいていは可能です。

 

 

しかし、格安航空(LCC)利用の場合は、機体の稼働率を高くするためにギチギチのダイヤですから、運休が決ると到着地の空港の封鎖状況に関わらずその日は「全便運休」を決定することが多々あり、そのため、変更便は、翌日はおろか、3日先まで満席であることが多いです。

 

 

そのため、私は、時間に余裕がある移動の時は、「代替便」を求めて粘りますが、「その日のうちに現地に居なければダメ」という日は、北海道新幹線開業前から「陸路移動」をよく実行してきました。

東京駅を10時ぐらいに出発すれば、札幌に21時ぐらいには到着しました。

 

 

北海道新幹線開業前は、このような移動をすると「よくやりますね~」とまわりから言われましたが、北海道新幹線開業後は、多くの人が「飛行機がダメなら陸路」という発想になったようですね。

たぶん、「北海道新幹線」=「陸路でも札幌まで容易に行けるじゃん」と内地の人は考えるのでしょうけれど、ところがどっこい、で、北海道新幹線開業前後で、函館までの所要時間は、たいして変わりません。

たぶん、「函館(新函館)から札幌までの移動時間」が、JR特急を使っても3時間、自動車だと4時間~5時間かかりますが、たぶん、イメージ的には、「鉄道で1時間半、車で3時間」程度の感覚なので、実際に移動してみて「こんなに時間がかかるの??」とびっくりされた方が多いのではないかと思います。

 

 

ニュースでは、2224日にのべ約16千人が新千歳空港内で一夜を明かし、毛布が足りなかったことを報じていました。

空港が用意していた毛布は4000枚、寝袋は2000枚で、「想定は最大2000人」というから、「雪害による足止め」の予測の見直しと対応手順の見直しが、当たり前ですが、急務でしょう。

 

 

また、函館⇔札幌の在来線特急に乗客が殺到し混乱があったそうですが、北海道新幹線開業に伴う「新たな人の流れ」を想定して対応手順を作っていなかったとしたら、「旅行者の心理状態に関する想像力欠如」としかいいようがない。

 

 

個人的には、この冬も「札幌⇔内地」を行き来する機会は、相当回数あり、「あらゆる代替移動手段の想定と移動日程に余裕を持つ」いうことに心掛けたスケジュール管理をしたいと思います。

 

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