2016年12月11日付の日刊ゲンダイデジタル版が、
「現代健康によく、集中力もアップするからと、立って仕事をする人が増えている。疲れ気味の人にはけったいな傾向だが、日本だけでなく、世界的な流れ。科学的な根拠があることから広まった」
という記事を報じていました。
記事によると、
◇座っている時間が1日4時間未満のグループに比べ、11時間以上のグループは、死亡リスクが1.4倍高い
◇座ったままだと、代謝や血行が悪くなり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などのリスクが高まり、死亡リスクがアップする
(※45歳以上の男女22万人を約3年、追跡調査結果より)
◇北大の調査では、デスクワークだと、がんの発症リスクが高まるという結果がでた
◇日本人は、特に座っている時間が長く、20カ国中、最長の7時間(世界平均は5時間)
だという。
記事では、「楽天」やマニュライフ生命、鉄鋼商社のメタルワン、東大や京大、東北大、大妻女子大の一部の研究室で昇降デスクが導入されている事例が紹介されていた。
つまり、どんどん、本来デスクワークだった仕事を「立ちデスクワーク化」する動きが出ているという。
現代社会は、工数の掛かる仕事は、機会が担うようになり、知的労働が主体であるから、デスクワーク人口も時間も当然、長くなっていく傾向がある。
人間は、動物である以上、やはり、「じっとしている時間」が増えれば、からだに変調をきたすことは、なんとなく今までの生活経験からも想像がつく。
話しは少し逸れるが、ランニング仲間の友人(女性)は、月間の走行距離(ランニング)が80キロ程度なのに、フルマラソンを3時間30分台で走る。
女性でフルマラソンを3時間30分台で走る人は、一般的には、月間走行距離は250キロ程度にはなる。
この方は、もともとスポーツをやっていた人でないですが、普段の仕事は、サービス業で立ち仕事。
本人の話だと、経理作業など一部事務仕事もあるが、9割以上は、「立ち仕事」で、それが、「あまり走らずともそこそこの結果が残せている理由ではないか」と自己分析していました。
事務機器の岡村製作所が昇降式のデスクを売り出しているそうですが、ちょっとはやるかもしれないですね。
個人的には、「創作的な文章を書くときは、じっと座り込んで」でないと書けないが、メモをまとめる系の文章は、立ったままでも書ける。
仕事机が老朽化しているので、ちょっとお高いようですが、肩こり抑制をはじめ健康にいいのであれば、この昇降式デスクの購入を次回は検討してみようと思います。
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