2016年12月1日付のデイリースポーツが、
「キャスターの小倉智昭氏(69)が1日、食中毒の恐れがあるため、野外での餅つきを禁止する動きがあることに激怒した」
事を報じていました。
記事によると、フジテレビ系の「情報プレゼンターとくダネ!」で、
◇(餅つきは)手で触れることが多く、ノロウィルスや食中毒の恐れがあるから禁止(又はつくだけ」
◇自治体の中には、餅つき大会を自粛する流れがある
◇小倉キャスターは、この報道に、
「何なの!この餅つき禁止って!つきたてのお餅、あんこもきなこも…。なんで喜びを奪おうとするんだよ!」
「中止はダメ。お正月を迎える風習なんだからやろうよ。食中毒にならないよう、知恵を絞ればいい」
とコメント
したという。
この小倉キャスターの意見には私も賛成です。
確かに、つきたてのお餅は、のどに詰まりやすく、食中毒のリスクは高いです。
だから、現状のままでは、「つくだけで食べない」「食べるものは衛生管理がされてついたお餅を食べる」という手法を取る自治体や町内会が出てくるのも、今の時代、わかる気はします。
しかし、月並みですが、だからこそ、知恵を絞るのが日本人だと思います。
確かに、食中毒や餅がのどに詰まるという事故は怖いです。
でも、そうしたリスクを認識させ、リスクを予防する手段を伝えていくのも文化です。
「危ないから廃止」と封じ込めるだけでは、あまりにも安直です。
担当者がリスク発生時の責任を取りたくない、という気持ちはわかりますが、少なくとも自治体でこうした流れがあるのなら、市町村長が陣頭指揮を取って、もっと前向きなリスク対策改善会議を実施して欲しいものです。
それにしても、今の時代は回転ずし屋さんの寿司職人は、手袋着用、マスク着用で寿司を握ってお客さんに安心、信頼を持ってもらうようにするのが常識となった時代です。
しかし、ミシュラン3つ星の「すきやばし次郎」は当然、素手で握っていますが、お金さえあれば、日本人の誰もが「一度は食べてみたい」と思っているはずです。
世界的には「潔癖症」といわれる日本人ですが、誰が調理するか、という感覚的な判断が大きく影響するんでしょうね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ518号より)
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