2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の最終回は1218日になるという。

20161121日のスポニチアネックスによると、最終回の副題は、「無題」となるという。

 

 

現在、昨夜の放送で46回放送されているが、「船出」から始まり「砲弾」まで、副題は「漢字2文字」が貫かれている。

記事によると、「副題の感じ2文字縛り」は、もともと決まっていたものではなく、13回放送の「決戦」を決める際に、最後まで漢字2文字を継続する方針が固まったという。

 

 

しかし、最終回で、“規定路線”を外れる理由は、大河ドラマの制作統括の屋敷陽太郎チーフプロデューサーによると、

「台本を作り上げる段階では、ある二字熟語を想定していました。しかし、実際に撮影がすべて終わり編集室で試写をした際に、真田信繁(幸村)を演じた堺雅人さんの演技を拝見して、われわれスタッフ全員が、その二字熟語では収まり切らない熱くて深い思いが最終回には詰まっていると強く感じました。ほかの二字熟語も色々と思い浮かべてみましたが、いずれもしっくりきませんでした。そこで、最終回の副題は無題とすることにしました」

という。

要は、最終回のないようにぴったりのおさまりのいい副題がなかった、ということなのでしょう。

 

 

副題といえば、三谷幸喜さんは、今回、NHKの大河ドラマの脚本を担当するのは2回目である。

1回目は、2004年の「新選組!」。

この時の主演は、SMAPの香取慎吾さんだった。

この時は、タイトルに「!」が付く初めての大河作品ということもあり、話題になりました。

調べきれなかったので、あくまでも私の記憶の範囲ですが、新選組!の副題にも「!」が付いていて話題になった気がする。

 

 

小学校からの大河ドラマファン(しっかりした記憶に残っているのは、1978年の黄金の日々から)ですが、日曜夜に放送される大河ドラマは、近年は外出していて見逃すことが多く、そのうち見なくなっていくパターンが多かったのですが、「真田丸」に関しては、リアルタイムで見られない場合は、録画してほぼ全回を今のところ見ています。

近年のドラマは、視聴者のニーズが多様化し、作品自体のクオリティの高さだけでは、視聴率はあがらない。

民放ドラマであれば、この秋は「逃げるは恥だが役に立つ」が「逃げ恥ダンス」と呼ばれる動画が話題となって視聴率を押し上げる要因となっている。

 

 

真田丸も「ナレ死」や「関ケ原の合戦シーンが2カットのみ」とか、今回の「副題の漢字2文字縛り」などネットニュースになるネタをたくさん提供している。

番組スタッフの作戦は、月並みですが、さすが!!と思います。

 

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