ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」が20171月までに24時間営業をやめることを決めたという。

併せて、

◆早朝や深夜の営業時間の短縮

◆定休日の導入

も進めているという。

 

 

現在、ロイヤルホストの店舗は、全国に223店舗あり、私は気づいていませんでしたが、2011年頃から営業時間の短縮が始まり、現在24時間営業をしているのは、大阪(桜川店)と東京(府中東店)の2店舗のみだという。

 

 

しかも、20171月までに深夜営業も止めるという。

私が、ファミリーレストランで「徹夜」を初めて経験したのは、1987年。

当時、大学生だった私は、隣の部屋に住む大学の同期がロイヤルホストでバイトしており、バイト先店舗まで「車通勤」していて、それについて行ったのだ。

 

 

確か、物理か化学実験実習のレポートが書きあがっていなくて、下宿(アパート)にいたら寝ちゃいそうだから、俺も一緒にバイト先に連れてって、と友達に頼んだ記憶がある。

時間帯的には、夜の7時ぐらいから、友達のバイトが明ける5時か6時までロイホに居た気がします。

 

 

学生でビンボーだったから、確か、ハンバーグセットだけで、10時間以上粘っていました。

当時は、飲み放題の「ドリンクバー」システムはありませんでしたが、ホットコーヒーは、ロイホではおかわり自由で、飲み干すと、ホールを担当していた友達が継ぎ足しに来るという感じで、「正の字」をつけていきましたが、記憶では34杯おかわりした思い出があります。

もともとコーヒー自体は、がぶ飲みするタイプではないので、おそらく生涯で、1日の間に一番コーヒーを飲んだ日は、この日になるでしょう。

 

 

ロイホが、24時間営業を止め、早朝や深夜の営業時間を短縮する最大の理由は、「人手不足で賃金が上がり、売上高がコストに見合わなくなってきているため」だそうです。

今の若い世代は、意外ですが、夜通し遊ぶ、ということが減ってきているそうです。

確かに、繁華街のタクシー運転手に聞いても、昔は週末なら、終電が無くなってからは稼ぎ時だったが、今は、終電があるうちに帰宅する人が多くて、案外、深夜営業しても儲からないんですよ、と言っていた。

 

 

確かに、ファミレスだけでなく、24時間のファーストフード店も減ったなぁ、と思う。

ファミレスやコンビニ、ファーストフードなどは、24時間営業の代表業種ですが、労働力の中心は、学生さんやフリーターさんですから、優秀なバイト確保に競合地区では時給を10円単位で競い合っています。つまり、客が入らなければ、人件費の方が高くつくわけです。

また、そもそも、労働人口自体が私の世代と比較すると、半減していますからね。

 

 

この24時間営業店減少の流れは、すでに地方大都市(例:札幌、仙台、博多)では進んでおり、そのうち「眠らない街」という言葉は死語になるのかもしれないですね。

 

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